7月には『The Climb』を含む4つのVRタイトルがOculus Storeのみで売上100万ドル(約1.11億円)を突破したことを報じましたが、新たにその数が「2倍以上になった」とOculusのコンテンツ部門のリーダーを務めているジェイソン・ルービン氏が述べました。その中には、最速で売上100万ドルを達成した『Lone Echo』も含まれています。
『Lone Echo』が最速で100万ドルを達成
ベストセラーとなった崖登りゲーム『The Climb』含め、7月には4つのタイトルがOculus Storeのみの販売本数で売上100万ドルを達成していました。他タイトルは公表されていませんが、『The Climb』はOculusが監修を務め、Oculus Storeのみで販売が行われているタイトルです。
10月11日に行われたOculus Connect 4では、『Lone Echo』がOculus Storeでの売上100万ドルを最速で達成したことが発表されました。同作は2017年7月に発売され、1本40ドルであることから少なくとも25,000本以上の売上を出したと見られます。
『Lone Echo』もOculusが監修しており、映画やゲームのレビューを行っているMetacriticでは100点中89点、VRメディアRoad to VRのレビューでは10点中9点という高い評価を獲得しました。
100万ドル達成タイトルが少なくとも8本に
17日、Road to VRはルービン氏より「Oculus Storeでの売上が100万ドルを達成したタイトルは、7月時点から2倍以上となった」と伝えられたことを報じました。このことから、少なくとも10月時点で『The Climb』、『Lone Echo』を含む8タイトル以上が100万ドルを達成していることになります。
ルービン氏はさらに、このうちいくつかのタイトルはOculusの監修ではないタイトルだとしています。これは独立してVRタイトルを開発しているパブリッシャーやデベロッパーにとってはよい先例となると考えられます。
(参考)
Oculus: ‘More than 8 VR Titles Have Made $1M+ in the Oculus store alone’ / Road to VR(英語)
https://www.roadtovr.com/oculus-multiple-vr-titles-made-1m-oculus-store-alone/
Mogura VRは、Road to VRとパートナーシップを結んでいます。