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Oculus Rift 2017.11.29

VR内デスクトップ実現へ Oculus RiftのUI刷新は12月6日に

Oculusは、VRヘッドセットOculus Riftに向けて、VR内のユーザーインターフェース(UI)を一新するアップデートのオープンベータ版を12月6日に提供開始します。これまでのメニュー画面風のUIから、カスタマイズ可能な部屋やPCアプリをウィンドウで表示するデスクトップなどへ大幅に変化します。VR内でデスクトップアプリの起動が可能になるなど、より適したUIが登場することになります。

「VR内でできること」の幅が広がる

Rift Core 2.0と呼ばれるこのアップデートは2017年10月に開催されたOculus Connect 4にて発表されていたもので、公式ブログにて12月からのオープンベータ開始が告知されました。
Rift Coreには、デスクトップアプリをマルチタスクで起動し、ウィンドウを壁に貼り付ける「Dash」、部屋風のホームシーンである「Oculus Home」などが含まれています。

Dash

Oculus Home

Oculusは、Rift Core 2.0がまだ早期の段階にあるとし、12月6日にリリースされるものがオープンベータ版であり、未知の問題を抱えている可能性があるとしています。オープンベータを通して、ユーザーフィードバックに基づく改善を行っていく、としています。

また、Rift Core 2.0には、VR内だけでなくOculusのデスクトップアプリの更新も含まれています。

Rift Core 2.0に参加するための方法

Rift Core 2.0のオープンベータに参加するための方法は以下の通りです。

1.右上の歯車のアイコンから「Settings」>「Beta」
2.「Public Test Channel」の横にあるスライダーをクリックして右にスライドさせます(色が水色になります)

Rift Core 2.0を実行し、その機能を十分に発揮させるには、Windows 10へのアップデートが必要となります。PCアプリのマルチタスク機能などを含む「Dash」の利用に必要とされています。

また、NVIDIAやAMDのGPUドライバーを最新に更新しなければならない、とされています。操作方法はOculus Touchコントローラーを前提としているため、ゲームコントローラーでの使用はできません。

(参考)
Rift Core 2.0 Updates: Beta Coming Soon, Plus Redesigned Desktop App Experience / Oculus(英語)
https://www.oculus.com/blog/rift-core-20-updates-beta-coming-soon-plus-redesigned-desktop-app-experience/

※2017/12/4 公開日が決定したため、追記しています。


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