Oculus Riftのシェアが微増 値下げの影響か

Steamの運営企業であるValveの調査によると、Steam上でのOculus Riftのシェアが向上し、過去最高の数値を記録しました。現在Riftは期間限定のセール中で、ヘッドセットとコントローラーの同梱版を日本円に50,000円で購入できます。このセール価格は、製品の発売時の価格のやく半額程度。このセールの影響によってシェアが伸びたと考えられます。

SteamでのOculus Riftのシェアが向上

Valveは毎月、Steamユーザーが使用するソフトウェアとハードウェアに関する調査を行なうことで市場の動向を把握しています。調査内容にはユーザーがどのヘッドセットを使用しているかも含まれています。

同社の最新の調査結果によると、SteamでOculus Riftを使用するユーザーが1.1%増えたことで、Steam上で使用されるヘッドセットのうち、Riftが占めるシェアが35.7%に増加しました。

減ったのはSteam上で使用されるヘッドセットのうち、HTC Viveのシェアが0.8%減少し、Oculus Riftの開発者版キットであるRift DK 2のシェアが0.3%減少したことになります。Oculus Rift DK 2は2014年に発売された開発者向けのVRヘッドセットですが、現在でもなお4.3%のシェアを保持しています。

トップシェアを誇るのはHTC Vive

トップシェアを占めるヘッドセットは、やはりHTC Viveであり、Steamでも60%以上のシェアを記録しています。全Riftユーザーのうちの何%がSteamを使用しているかは不明です。しかし、PC向けヘッドセット市場全体で、Viveが最も高いシェアを維持していることは、Superdataをはじめ、多くの分析によって明らかにされています。

上記でも述べた通り、現在Riftは大規模なセールを行なっており、これが直近4ヶ月間においてRiftのシェアが1.1%伸びた原因だと考えられます。セールは継続する予定で、セール後も通常価格が値下げとなり、ドルベースで499ドルとなります。今回のセールは同デバイスのシェア向上につながったようです。

今後のシェア率と、市場そのものの拡大に注目

また、Oculusは最近『The Mage’s Tale』や『Lone Echo』などのRiftだけに対応したタイトルをリリースしています。これらのビッグタイトルが果たしてRiftのシェアをさらに伸ばすものになるのでしょうか。

また、HTC Viveは現在のところ価格変更の予定はありません。同社が販売するヘッドセット、コントローラー、トラッキングセンサー同梱キットは、公式サイトでは99,800円で販売されています。

年末には、マイクロソフトが主導し、AcerやHP、デルなどのPCメーカー各社からPC向けの没入型MRヘッドセット(VRヘッドセット)が299ドル(日本での価格は約4万円と推定)で登場します。

今後の価格とシェア率の変化のみならず、全体の市場規模の拡大にも注目したいところです。

(参考)
Road to VR / Modest Gains Bring Rift’s Share of Headsets on Steam to a New High Amid Sale(英語)
https://www.roadtovr.com/modest-gains-bring-rifts-share-headsets-steam-new-high-amid-sale/

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