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Oculus Rift 2018.03.08

Oculus Riftが起動できない不具合 修正パッチ公開

3月8日、VRヘッドセット「Oculus Rift」使用時に、正常に起動しない等の不具合が発生しました。3月8日17時50分時点にて、本不具合に対するOculus社による公式修正プログラムが公開されています。

・Oculus社の公式修正プログラム
https://www.oculus.com/rift-patch/

不具合の症状としては、Oculus Rift利用時にVRアプリケーションが正しく動作しない場合や、下記のエラーが表示されてしまい使用不可能になるというものです。

エラー発生時に表示されるダイアログ

今回の不具合について、Oculus Riftの開発元であるOculus社は同社のフォーラムにて正式に問題を認めていました。問題の経緯としては「Oculus Riftのソフトウェアが使用する証明書(※)の期限が切れていたことが原因」と発表しています。

※Oculus Riftのソフトウェアが公式のものであることを保証するもの

修正プログラムの適用方法

修正プログラムの詳しい適用方法に関しては公式ページにて記載されています。下記にてその内容を抜粋します。

Oculusアプリケーションがインストールされている場合

1.修正プログラムの配布ページにて、「Download Patch」をクリック、「OculusPatchMarch2018.exe」をダウンロード。
2.OculusPatchMarch2018.exeを開きます。このファイルを開くかどうかを確認するメッセージが表示されたら、Yes(はい)をクリックします。
3.Repair(修復)を選択し、ソフトウェアを修復することを確認します。
4.プロセスの実行を許可し、ダウンロード、インストールを実施します。
5.Oculusアプリを起動します。

起動後、再びアップデートが行われ、更新が完了するとOculus Riftが利用可能になります。

PCからOculusアプリケーションをアンインストールした場合

1.Oculusアプリケーションのダウンロードページにて、「Oculusソフトウェアをダウンロード(Download Oculus Software)」をクリック、OculusSetup.exeをダウンロードします。

2.OculusSetup.exeを開き、画面の指示に従ってOculusアプリケーションの最新バージョンをインストールします。

なおOculus社によると、今回の影響を受けられた利用者に対しては、15ドル分(約1590円)のOculusストアポイントが送られるとのことです。米国時間2018年2月1日以降にRiftを使用したユーザーのアカウントに、3月8日から7日以内に自動的に追加されます。Oculusストアポイントに関する詳細はこちらのページに記載されています。

(参考)
Oculus社 公式サイト
Road to VR


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