Oculus、グローブなしで触覚を再現するデバイスを開発中

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MIT Technology reviewの記事によれば、Oculusは現在、触覚を再現するデバイスとして、グローブを必要としない「HapticWave」という円盤型のデバイスを開発しています。この円盤には振動を伝える電磁石などが用いられており、表面に触れることでVR内オブジェクトの触感を体験することができます。

Oculusの開発しているHapticWave

触覚を再現するコントローラーにはいろいろなタイプがありますが、既存のものはグローブを手に装着するタイプが多いです。例えばManus VRなど(紹介記事)。

Oculusが開発中のHapticWaveは、手袋を必要とせず、ターンテーブルのようなプレートの上に手を置くだけのタイプです。ただOculusの研究者は、HapticWaveはまだ開発中のものであるとし、これを製品化するのかどうかについてのコメントは控えています。

いずれの場合も、触覚の再現には「振動」(ハプティクス)が用いられます。例えばゆっくりとした振動は重いものの衝突、小刻みな早い振動では小さいものの衝突を再現することができます。

Oculusは既に、RiftとHapticWaveを用いた簡単なデモをいくつか製作しています。そのうちの一つは、テーブルの上でボールが跳ねるというもの。HMDでボールが跳ねるのを「見て」、ヘッドフォンでその音を3次元的に「聞いて」、そしてHapticWaveで跳ねた「感触」を体験できます。

HapticWaveを用いたデモは、7月下旬に開催されるSIGGRAPH 2016にて展示される予定とのこと。

Oculusの研究者陣は今後、この金属デバイスをより大きく、より薄くするなどの実験を行い、さらに、人間はどの程度の振動を「見分けられる」のか、知覚の分解能の研究もより掘り下げたいとコメントしています。

(参考)
Oculus Project Lets You Feel in VR without Gloves – MIT Technology Review
https://www.technologyreview.com/s/601833/oculus-project-lets-you-feel-in-vr-without-gloves/?set=601838

この記事を書いた人

  • 1tQ5TzRU

    工学専攻の大学生。好きな科目は国語。趣味は歌などの創作でボーカロイドも使います。SAOのような物語が引き起こす、自他の文脈や人と世界の関係の集積へダイブすることを切望して止みません。将来もVRの傍に立っていたいと思います。

    Twitter:@yunoLv3

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