Oculusは9月26、27日に開催する開発者会議Oculus Connect 5(OC5)の参加者登録を開始しました。登録はOculus Connect 5の公式サイトより可能です。基調講演以外にも開発ノウハウなどを共有する講演が多数あり、OC5の講演もすでに一部公開されています。
毎年Oculusの新製品などが発表
Oculus ConnectはOculusが主催するVRに関する開発者会議で、毎年秋に開催されます。2018年で5回目の開催で毎回新製品の発表など大きなニュースが発表されます。2017年のOC4では一体型VRデバイスOculus Goの発表がありました。
Santa Cruzの行方に注目集まる
2018年のOC5では、Oculus Goに続く一体型VRヘッドセットSanta Cruzに注目が集まります。Santa CruzはPCもスマートフォンも使わないVRヘッドセットで2018年中に開発者への出荷を予定しています。そしてOculus Goと異なり、自由に身体を動かせるほか、手に持ったコントローラーで現実の手と同じ動きを再現できます。一体型ながらPC向けのOculus Riftと同じことが可能となります。
しかし、Santa Cruzはモバイル向けのプロセッサを搭載することが明らかとなっており、PCのようにハイパフォーマンスな処理を行うことができません。「Porting Your App to Project Santa Cruz」(Santa Cruzへのアプリ移植)という講演にて、ドローコールの削減などが語られる予定です。
その他、Oculus Goでの人気VRゲーム「Virtual Virtual Reality」の開発チームの講演などが予定されています。現在公開されている18の講演のスケジュールや詳細については公式サイトより見ることが可能です。
また、OculusのCTOであり天才的なプログラマーとして知られるジョン・カーマック氏は、例年通り開発者が持ち込んだアプリのライブレビューをするとともに、原稿を一切見ないノンストップ講演を行うことを明らかにしています。
Oculus Connect 5: I will be doing me my usual live app reviews and unscripted keynote on day 2. https://t.co/zOTpbnn6cE
— John Carmack (@ID_AA_Carmack) 2018年7月31日
ジョン・カーマック氏はOC4にて当時従事していたOculus Goに関する重要な情報を明かしており、こちらの講演にも注目したいところです。
https://www.moguravr.com/oculus-vr-headset-2/
(参考)UploadVR