海の動物に会いに行きたいけど、泳げないし海は怖い…でも水族館では物足りない。そんな人にぴったりなのが今回紹介する『Ocean Rift』です。
今回は、サムスンのVRヘッドマウントディスプレイGear VR向けに配信された『Ocean Rift』を紹介します。
このアプリはダイバーの視点になり、目の前を泳ぐ海の生き物を鑑賞するというもの。シチュエーションも熱帯魚、ウミヘビ、サメ、イルカ、ジュゴン、アシカ、深海魚、古代魚などから選ぶことができます。タッチパッド操作で泳ぐこともできるので、簡単なダイビングをしているような気分になります！実写ではありませんが３DCGがかなり作りこまれており、本物と遜色ない見た目になっています。
水族館の人気者といえばこの生き物。イルカも近くで見ることができます。キューキュー鳴いているのですぐに見つかります。一緒に泳ぎたいですが、イルカが早いのでついていけません…
次はジュゴン。近くで見るとすごく犬みたいですね。かなり大きいので近くで見るととても迫力があります。ジュゴンもキューと鳴いているのですぐに居る方角が分かりました。
こちらはウミヘビです。チンアナゴではありません。細い上に鳴き声がしないので見つけるのは少し大変かもしれません。
サメステージでは狭い範囲でしか泳ぐことは出来ません。食べられちゃいますからね。近くを大きなサメが通るだけでも迫力があるのですが、定期的に体当たりをしてくるので恐怖感が倍増します。
深海ステージではかなり変わった生物たちが迎えてくれます。かなり暗いステージですが、ほとんどの生物が発光しているので見つけやすいです。頭に取り付いてきそうなクラゲがたくさんいるので不気味な印象はあります。
このアプリでは現代だけでなく太古の海も探索することができます。大きな恐竜や古代魚に巡り合えるはずなのですが、視界が悪く見つけることが難しくなっています。筆者は15分ほど探索したのですが、見つけられたのはアンモナイトだけでした…
生き物ではないですが探索中に見つけた石像です。生き物以外もかなり作りこんであるので泳いでいると様々なものが見つかります。
探索中にタッチパッドを一回タッチするとメニュー画面が開けます。メニュー画面ではシチュエーションの変更がいつでもでき、様々な生き物を見に行けるようになっています。また、操作方法などのヘルプも出せる安心設計です。
このアプリはOculusRiftDK2向けに体験版が製作されており、そのGear VR版となっています。
360度の実写映像に同様のコンセプトのモノがあるのですが、画質などの問題もあってぼやけてしまうため、あまり満足は出来ませんでした。
今回のアプリは自由に泳ぎ回りこともでき、様々な種類の生き物を鑑賞できる点が感動します。泳げず、海中も怖い筆者は、自分が体験できない世界を体験することができ、非常に満足しました！特にイルカとジュゴンはずっと見ていたいほど、心が落ち着いて癒やされます。ぜひ一度は体験してみていただきたいゲームです。無料体験版も配信されているので購入を悩んでいる方はそちらをプレイしてみてください。
＜ソフトウェア情報＞
「Ocean Rift」
【メーカー】 Picselica Ltd.
【開発者】 Llyr ap Cenydd
【対応ハードウェア】 Gear VR Innovator Edition for S6
【価格】 9.99ドル
【操作】タッチパッド
【リリース日】 2015年11月19日
【入手方法】Oculus Storeよりダウンロード
＜Mogura VR的評価＞
【オススメ度】★★★★★（VR初心者から上級者まで誰でもオススメ！）
【快適さ】★★★★★
【操作性】★★★★☆（イルカと泳ぐには速さが足りない…）
