GPUメーカーNvidiaにより毎年恒例で開催されているGPU技術カンファレンス(Nvidia`s GPU technology conference:GTC)が今年も4月の4日から7日にシリコンバレーの中心部、サンノゼコンベンションセンターにて開催されます。今大会では大規模なVR関連作品のショーケース(展示会)が開かれるようです。
Nvidia GPU技術カンファレンス(英語): Nvidia`s GPU technology conference
Nvidiaは、コンピュータのグラフィック処理を行うGPU(グラフィック・プロセッサ)の開発・販売を行っている米企業で、主にGeforceシリーズのGPUで知られています。
NvidiaはVRへのサポートを進めています。、今年のGTCでは大規模なVRのショーケースを開くために出展者を募集しています。GTCと言えばグラフィックチップをテーマに今後の展望について議論し合う場ですが、VR元年と呼ばれる今年のGTCでは、やはりVRに焦点が置かれるようです。
出展の申込はGTCのページにて行うことができます。
(※申込期限: 日本時間 2016年3月8日 16:59)
参加申し込みページ(英語): http://www.gputechconf.com/present/ecs-vr-showcase
応募チームの中から最終的に8チームが選ばれ、会場内の15feet ×15feet(20㎡)のスペースを使ってプロジェクトを展示する権利を与えられます。
Nvidiaの副社長やEpic Gamesの共同設立者らによる議論が行われ、同日の夕方に結果発表。最も革新的なVRプロジェクトの出展チームには3万ドル(約340万円)の賞金が与えられるとのこと。
VRに関する知識が豊富な参加者によって自身のプロジェクトが試され、議論されることになるのでVR開発者にとっては非常に貴重な機会となるのではないでしょうか。Nvidiaにとっては自社の高性能GPUもアピールできる良い場となることでしょう。
関連:NVIDIA Bring Full GTX 980 GPU to Claimed “First Virtual Reality Notebooks”(英語)
(参考)
$30,000 for First Prize Winner at Nvidia VR Showcase - NVIDIA(英語)
http://www.roadtovr.com/30000-for-first-prize-winner-at-nvidia-vr-showcase/