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ゲーム・アプリ 2017.07.22

お楽しみはこれから: ゲーマー、モッダー、研究者を夢中にさせる「VR Funhouse」

※本記事は、2017年7月21日にNVIDIA社公式ブログに掲載されたVICTORIA REGE氏の記事を、許可を頂き転載したものです。

25万人のVRファンが、「VR Funhouse」をダウンロードし、25以上のコミュニティが、その MOD を作成しました。ニューヨーク州北部のコーネル大学やイスラエルの研究者は、これを使って仮想世界と現実世界を融合させる新しい方法も見つけました。

リリースから1年が経過したNVIDIA初のゲーム「VR Funhouse」は、VRコミュニティ全体のファン、研究者、ゲーム開発者に幅広く受け入れられています。グリーンランドからイエメン、ネパール、モザンビークに至るまで、ゲーマーはヘッドセットを装着し、風変わりなバーチャル カーニバルを楽しんでいます。

NVIDIAがこのゲームを開発したのは、視界、音、触感を仮想現実でどのように組み合わせれば、比類ない没入感を伴う体験を創造できるかを示すためです。「VR Funhouse」は、NVIDIA GameWorksおよびVRWorksのテクノロジが満載されており、EpicのUnreal Engine 4がベースとなっています。

しかし、「VR Funhouse」は、単に当社の技術力を披露する場だけではなく、世界中の VR 開発者の遊び場にもなっています。NVIDIAは、このゲームのソース コードをGitHubで公開し、昨年後半にはOculusのRiftおよびTouchコントローラーのサポートも発表しました。さらに、当社では、一連のTwitch開発者向けセッションを主催して録画し、開発者の入門をサポートしています。また、EpicとのGame JamやオンラインMODコンテストも実施した結果、28の MODが Steam で公開されました。コミュニティに刺激を与えるため、当社でも自作のMODシリーズ (ホリデー シーズン中のWinter Wonderlandなど) をリリースしました。

文字通り「手を使う」仮想体験


コーネル大学の有機ロボット工学研究所

「VR Funhouse」はゲーマーから大好評でしたが、ゲームとして楽しく遊べるだけではありません。

コーネル大学の有機ロボット工学研究所 (ORL) の研究者は、NVIDIAとの協力のもと、ユーザーの手を押したり、手の動きに抵抗を加えたりすることで、握りや実際の物体との相互作用をシミュレートする運動感覚・触覚フィードバックを機能させるべく取り組んでいます。コーネル大学のデモは、「VR Funhouse」をベースに作成されています。

このコラボレーションでは、コーネル大学ORLのOmnipulse (エアー コンプレッサーや自転車用の小型空気入れのCO2タンクで膨らませることができるシリコン コントローラー) の製造プロセスを使用します。

このチームはHTC Viveコントローラー用の「スキン」も開発しました。膨らませることができる内部の 12 個のチャンバーは、NVIDIAのPhysX物理エンジンからの出力に反応します。

バーチャル リハビリ

VRPhysioも、「VR Funhouse」を使用し、仮想世界と物理世界の境界線を曖昧にする別の研究に取り組んでいます。VRPhysioは、イスラエルとボストンを拠点とする開発会社であり、同社が提供する仮想現実のリハビリ プラットフォームをサポートするため、「VR Funhouse」を改良して使っています。

理学療法士とゲーム開発者が設計した同社のソフトウェアは、「VR Funhouse」を使用することで、患者の首や頸椎のエクササイズを支援し、上半身のリハビリ治療に役立っています。

「VR Funhouse」をお試しください

以上の最新の事例には、「素晴らしい VR は素晴らしいビジュアルにとどまらない」という私たちの考えが反映されています。ヘッドセットを装着し、実際に試してみればお分かりいただけるでしょう。今すぐダウンロードし、以下の1周年記念のインフォグラフィックをお楽しみください。

VR Funhouseがリリースされてから1年が経ち、24万回以上もダウンロードされています。

 

フィジー、グリーンランド、ネパールなどを含む175か国以上でプレイされています。

400万回以上、そして、サンフランシスコ、セントルイス、ミュンヘン、ミランの人口以上の、モグラが叩かれてきました。

 

風船は約1,140万個割られており、25万回の子供の誕生日会で利用される風船に値します。

 

661,405回シュートされ、昨シーズンのNBAでのシュート数を超えました。

 

11,697,301回発泡され、1 時間に約400個の食器が割られました。

 

魔法使いのテーマから、冬の気分が味わえるWinter Wonderlandなど、28個のMODがリリースされました。

遊んでくれてありがとう! これからもよろしく!

(参考)
https://blogs.nvidia.co.jp/2017/07/21/vr-funhouse-2/


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