VRストリーミング配信を手掛けるNext VR、シリーズAラウンドで3,050万ドルを資金調達

アメリカのスタートアップNext VRは、シリーズAラウンドとして3,050万ドル(約36億円)の資金調達を行いました。

Next VRは、VR向けにストリーミング配信を行うプラットフォームを展開しています。現在はGear VR向けに生中継などを行っています。これまでも様々なスポーツイベントや政治イベント、Oculus開発者会議などをVR向けに360度(180度の場合もあり)で中継してきました。

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今回の資金調達は、Oculusに初期から投資していたFormation 8が主導で行われ、タイム・ワーナーの投資会社やComcast Venturesなどが参加しています。こうした投資動向を見ると、テレビなどの従来型メディアに関係のある投資家もVRに資金を投じ始めたことを意味しています。

先日Next VRが試合の実況中継を行ったバスケットボールチーム、ゴールデン・ウォーリアーズのオーナーでもあり、Next VRへの出資者でもあるPeter Guber氏は「これで終わりでもないし、始まりでもありません。まだ始まりの始まりにすぎないと思っています」と述べています。「これは津波のようなもので、ゆっくり歩いてくるものではありません。アーティストと観客の関わり方が大きく変わるときなのです」

2014年9月にNext VRはシードラウンドで500万ドル(約6億円)を資金調達しています。

今後NExtVRがどのような展開を広げるのか注目です。

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この記事を書いた人

  • KFtb1VIM

    慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

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