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活用事例 2015.03.04

水中で使えるマスク型ヘッドマウントディスプレイ「Nautilus VR」がKickstarterの準備中

Oculus Riftの登場以来、VRデバイスの種類は増え続けています。3月2日から6日までサンフランシスコで行われているゲーム開発者向けの会議・GDC(Game Developers Conference)ではValveやnVIDIAの高性能なVRヘッドマウントディスプレイの発表に注目が集まっています。一方、性能だけでなく様々な特徴をつけて他のデバイスとの差別化を図るものも出現しています。この度、新たにカリフォルニアに拠点を構える開発チームRemotte LLCが「Nautilus VR」という名前のVRデバイスを開発しています。公式サイトからは、Kickstarterでの寄付のお願いとともに、準備中のページに飛ぶことができます。

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なかなか印象的な外見のヘッドマウントディスプレイですが、上の写真にもあるように水中でのVR体験を目的としたVRヘッドマウントディスプレイとなっています。4.7インチから5.2インチのスマートフォンを装着して使用します。水中で使用するため、完全防水のほか、呼吸をするためのパイプや密閉されるレンズの曇り止めなどの機構が備わっているようです。

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水中に実際にもぐりながら、海の中を舞台にしたVRコンテンツを体験することにより、これまでにないVR体験が可能になるとのこと。海中の世界を体験できることから教育効果もあると謳っています。

69~99ドルの寄付で本体が送られてくるとのこと。12月の発送を予定しています。やや衝撃的な外見と、水中での安全性などが課題となりますが、Kickstarterのキャンペーンの動向を見守りたいところです。

Written by すんくぼ


(参考)
Nautilus VR 公式サイト(英語)
http://remotte.com/nautilusvr/


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