1月6日、Intelの第7世代Core iシリーズの発売と共に、MSIの新製品発表会が開催されました。その中で、2017年にMSIが発売する新型ゲーミングノートPCが発表されたので紹介します。
全てのシリーズ・モデルでCPUにIntelの第7世代Core i7、GPUにNVIDIAのGTX GeForce10シリーズを搭載しています。
記事中の画像に「ゲーミングマーケットバリュー」とありますが、画像内にあるゲーミング要素の相当額の合計額であり、実際の販売額ではありません。
新型ゲーミングノートの価格に関しては、旧モデルと同じ価格帯(10万〜60万円)になるとのことです。
GT83VR Titan
最上位性能をもつフラッグシップモデルGT83VR Titanは、GTX1080をSLI接続で2基搭載。それに合わせてMSI独自かつ強力な冷却システムを搭載しています。
また、キーボードにはシルバー軸のメカニカルキーボードを採用するなど、VR対応ノートPCとしてだけでなく、より快適なゲーミングノートPCとして完成されています。
GT62VR
既に販売されているGT72VRの性能をそのままに、最新のゲーミング要素を搭載して登場したGT62VRは、日本初登場のモデルです。GTX1070を搭載し、VRにもしっかりと対応したスペックになっているほか、システムレベルでの冷却を考えた放熱ソリューション「Cooler Boost4」を搭載し、冷却性にも優れます。
GEシリーズ
GEシリーズは、MSIのゲーミングノートPCの中でも万能型として人気のあるシリーズです。今回発表された新型GEシリーズは、GTX1050/1050Tiを搭載したほか、シリーズ最上位モデルのGE72では、100Hz駆動のディスプレイを搭載し、ミドルエンドながら快適にゲームが楽しめるミドルハイエンドとなっています。
なお、GTX1050/1050TiはVR Readyには認定されていないので、GEシリーズはVR対応ゲーミングノートではありません。
GP MVRシリーズ
GP MVRシリーズは、プレミアムハイエンドVR入門モデルと位置付けられています。
GTX1060を搭載し、VRに対応したスペックを有するほか、各種ゲーミング要素を詰め込んだゲーミングノートになっています。その一方、「必要ない」という声も多かったという光学ドライブを搭載しないことにより、携帯性も高められています。
GL62M
GM62Mは、GPシリーズよりさらに敷居の低い入門モデルとして位置付けられています。
GTX1050を搭載し、ゲームをプレイするのに十分なスペックを備え、Cooler Boost4などのゲーミング要素も搭載しつつ、手を出しやすい価格に抑え込まれています。
なお、GTX1050はVR ReadyなGPUではないので、GL62MはVR対応ノートPCではありません。
VR One
ゲーミングノート以外の発表として、バックパックPCであるVR Oneのチャージャーが発表されました。
NahimicVR・Hi-Res認証
3Dサウンドを提供するNahimicVRに対応するほか、Hi-Res認証を受けたことを発表。グラフィック性能だけでなく、サウンドにもこだわりが見られます。
とくに3DサウンドのNahimicVRは、VR体験の質を高める効果が期待されます。NohimicVRについては、新製品だけでなく、これまでのMSI製PCでダウンロードして利用できるとのことです。