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ゲーム・アプリ 2016.10.20

次世代ウォークスルー技術を採用、韓国発のVRシューティング『Mortal Blitz for Walking Attraction』

先日ソウルで開催された”Korean Virtual Reality Festival (KVRF) 2016”にて、韓国のSkonec社が次世代ウォークスルー技術を用いた新たなアトラクション型VRシューティング『Mortal Blitz for Walking Attraction』のタイトルを公開しました。

Mortal Blitz for Walking Attraction

ゲーム内とリンクされた現実空間を実際に歩き回る

『Mortal Blitz for Walking Attraction』は、もともとGearVR向けのアプリとして2015年に配信を開始した『MortalBlitz VR – Escape The Darkness』に次世代ウォークスルー技術を適用し、アトラクション化したものです。プレイヤーはVR空間とリンクされた現実空間を自由に動き回りつつ、銃を模したコントローラを手に敵を倒していきます。

Mortal Blitz for Walking Attraction Official Trailer

公開されたトレーラーではOculus Riftを接続したPCを背中に背負い、銃を模したコントローラを手にVR内の敵を倒していく様子が紹介されています。

Mortal Blitz for Walking Attraction

本物の銃の形に似せたコントローラ

Mortal Blitz for Walking Attraction

グロテスクな敵を銃で撃ち倒していく

Mortal Blitz for Walking Attraction

現実空間にはVR内のオブジェクトとリンクした障害物を配置

『Mortal Blitz for Walking Attraction』に似たものとしては、米国でオープンした『The Void』などがあり、この種のウォークスルー型VRシューティングは、新たなアトラクションの形として注目を集めています。

Skonec社のマーケティング・ディレクターであるSeung-Jong Lee氏は同タイトルに関して、「このゲームではあなたの”体”がコントローラです。実際に歩き、武器やオブジェクトなどVR内で表現されるものに対し現実で触覚を与えることで、これまでにない没入感を実現します。精細なグラフィックで描かれた空間での緊張に満ちた戦闘は、あなたにアドレナリンを放出させる体験を提供するでしょう。」のように語っています。

また同社のCEOも、「世界有数のテーマパークとのコラボレーションを通じてだけでなく、関連する韓国の企業が積極的に日本や中国、米国を含むグローバル市場への展開を目指しています。」のように述べています。

なお本アトラクションの元となった『Mortal Blitz』は、Gear VR版が配信されているほか、PSVR対応版である『Mortal Blitz VR』が発表されています。リリース時期に関しては未定です。

(参考)

プレス資料

Skonec – vr Facebook

https://www.facebook.com/skonecvr/?fref=ts

Mortal Blitz Attraction Showcased at Korean VR Festival 2016(英語)

https://www.vrfocus.com/2016/10/mortal-blitz-attraction-showcased-at-korean-vr-festival-2016/

※Mogura VRはVR Focusとパートナーシップを結んでいます。


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