【体験レポ】コミュニケーションを重視した場作り。モノビット本城社長にVRカフェの真意を聴く―後編

モノビットVRカフェ

前回に引き続き、モノビットVRカフェについてです。後編ではモノビット本城社長のVRに対する熱意をお伝えします。

今回、ネットワークゲーム開発やモノビットエンジン等を作っている株式会社モノビットがなぜVR体験ができるカフェをオープンしたのか、株式会社モノビット 代表取締役社長 本城嘉太郎氏にお聞きしました。

本城氏はウルティマオンラインをプレイして以来オンラインゲームにハマり、オンラインゲームの魅力はコミュニケーションにあると考えてるようになったとのこと。

本城氏はOculus Riftの初代開発者版DK1に触れてからソードアートオンラインや、マトリックスなどVRの中で人々がコミュニケーションをとる世界が作れる可能性を感じ、VRに関心を持つようになりました。

各種デバイスを購入し、会社に来られた様々な業種の方に体験してもらったところ、ゲーム関係者でもVRを体験していない人がいること。今年VR元年と言われながらも体験したい人に体験出来る機会がまだ少ないこと。VR機器を一般の人が揃えるにはハードルが高いこと。以上を考え多くの人にゆったり体験してもらうためVR体験場所を作ることにしたとのこと。カフェスタイルにしたのは、体験してる人を見て盛り上がったり、また体験した人同士で和気藹々とコミュニケーションをとってほしいとのことからです。

モノビットVRカフェ

実際、VR体験中の人を見ると盛り上がり、いいプレーをすると歓声があがって、店内のお客さんが一体となった予想以上のライブ感が生まれます。

「店内のスタッフの約半分は弊社の社員。体験した方は気になることを質問してもお答えできるので、コンテンツの感想なども含め声をかけてくだされば今後の開発の参考になります」とのこと。ぜひ声をかけてみると良さそうです。

今回のカフェでのVR体験をスポーツジャンルにしたのは、「怖かったりびっくりするものはVRをわかりやすくしますが、最初に体験したものが怖いものだとこの先AR、MRの楽しみを狭めかねないのではないか?最初は誰でも楽しめるものをと考えたから」とのこと。

「カフェは事業化するわけではなく、VRを多くの人に楽しんで語り合ってもらうことが目的です」と、終始VRが楽しいものであることを広めたいこと、VRにおいてVRの内外でコミュニケーションが重要になることに言及していたのが印象的です。

現在VRライブチャットの仕組みを開発しており「各種ゲームエンジンにモジュールを組み込むと、組み込まれた端末同士でリアルタイムで映像や音声などデータを同期できる」というもの。VRでコミュニケーションが重要になることを見据えた技術開発を進めています。

9月に開催される東京ゲームショウに向けて、へ向けて各種プラットフォームに対応した「超面白いVRゲーム」を開発中です。どのようなコンテンツかお聞きしたところ「トイボックスのようなVR内にコミュニケーションを自然に取り入れたもの」になる予定。今からとても楽しみです。

(関連記事)
【体験レポ】VRと食事を楽しむ空間。バッティングとクレー射撃に盛り上がるモノビットVRカフェー前編

この記事を書いた人