商船三井、労働災害の防止にVR活用

VR・360度動画は、好きな方向の映像を視聴できるため自分目線でさまざまな物事を疑似体験できます。この特徴を活かして、企業では現実では体験が難しい訓練や経験の教育ツールとしても取り入れられています。

今回、海運会社である商船三井は、VR制作会社の株式会社積木製作のVR技術を活用し、VRゴーグルを着用して体験する乗組員安全教育ツールを開発しました。安全対策を明示することにより、乗組員の安全意識を向上させ、船内事故の防止に繋げていくとしています。

本ツールは、安全ではない行動によって発生する船内での事故を再現して疑似体験するものです。今回開発された内容は、労働災害の一例として転落事故を体験するといったものです。


船内での安全教育の様子

また、ゴーグル型のVRデバイスを採用しているため、船内やオフィスなど場所を問わない安全教育も可能となっています。

同社は今後、教育効果を確認しながらツールを拡充していき、各船への導入と疑似体験内容の拡充、乗組員安全教育を実施していくとのことです。

今回のようにVRを安全教育に活用した事例は、東急建設株式会社と株式会社バンダイナムコスタジオが開発した建設現場の災害事故防止のシステムなどもあります。本システムは、ビデオゲームで取り入れられている人間の感情や心理に影響を与えるストーリー技術が活用されています。

(参考)
株式会社商船三井 プレスリリース
http://www.mol.co.jp/pr/2017/17087.html

※2017年11月2日 記事内容に一部事実不足分がありましたので追記を行っております。

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この記事を書いた人

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