VRを脳卒中の治療に使うことを目指すスイスのMindMazeが1億ドルを調達。評価額は10億ドルに

2月17日、スイスに本社を置く医療用VRスタートアップMindMaze社は、インドのコングロマリットHinduja Groupをリード・インベスターに1億ドル(約115億円)を調達しました。MindMaze社の評価額は10億ドル(約1,150億円)に達したと発表されています。

mindmaze

MindMaze社は医療用のVR製品「neural virtual reality platform」と「Mind Reap」というVRヘッドマウントディスプレイを開発しています。これらの製品は入院中の脳卒中患者の運動機能の回復を目的としています。

そしてすでに欧州のいくつかの大学病院でMindMaze社のVRシステムが実際に使用されています。

MindMaze社は同社の技術を他社にライセンス提供することで、多くの分野に使用される主要なVRシステムになることも考えているようです。CEOのTej Tadi氏は「インテルインサイドのようなモデルだ」とメディアに語っています。

また、規制の関係もあり今後は欧州とアジアを中心に事業を進めていくようです。今回の資金調達でMindMaze社は、グーグルやアリババなどから総額14億ドルの投資を受けているMagic Leap社に次いで、360度映像制作を手掛けるJaunt社と並び、豊富な資金を持つVRスタートアップとなりました。

医療の世界はVR技術と相性の良い分野と指摘されていますが、投資家からも大きな期待を受けていることがうかがえます。

(参考)
MindMaze Raises $100 Million with $1B Valuation for “Neural Virtual Reality Platform”
http://www.roadtovr.com/mindmaze-raises-100-million-with-1b-valuation-for-neural-virtual-reality-platform/

※米Road to VRはMogura VRとパートナーシップを結んでいます。

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