株式会社WHITEと明治大学が共同で研究開発した側面タッチによる操作が可能なスマホVRゴーグル「MilboxTouch」が、本日4月26日にAmaoznにて販売開始されました。さらにローンチタイトルとして名作ゲーム『パックマン』をVRゲーム化した『MilboxTouch ver. VR PAC-MAN』がGoogle Playから配信されています。
「MilboxTouch」はダンボール製のVRデバイスですが、側面にある導電性インクで印刷された「Touch Interface Module」に触ることで、タップ、スワイプ、スクロールといった操作を行うことができます。世界初のタッチ・インタフェースを持ったスマホVRゴーグルです。
「MilboxTouch」はSXSW(サウスバイサウスウエスト)にて日本企業初のイノベーションアワードのファイナリストに選出された他、Microsoft Innovation AwardでTech In Asia賞を受賞するなど高い評価を受けています。
また、ローンチタイトルとなった『MilboxTouch ver. VR PAC-MAN』はバンダイナムコの「カタログIPオープン化プロジェクト」から生まれたVRゲーム。一人称視点でパックマンを操作します。
『MilboxTouch ver. VR PAC-MAN』は、デバイスの向きと、デバイス側面のインタフェースを指でスクロールしたりタッチすることでパックマンを操作するVRゲームです。VRゴーグルを所有していない方でも、ノーマルモードを選択することでスマートフォンだけでゲームを楽しむこともできます。
アプリの価格は300円で、iOS版は5月末頃のリリースが予定されています。
また、株式会社WHITEは「MilboxTouch」用のSDK(開発キット)β版の提供と、「Touch Interface Module」のOEM供給を開始しました。これらは操作ができるスマホVRの仕組みを広めることにより、VRの普及拡大を推し進める施策と考えられます。