「Milbox」などのVRゴーグルを販売する株式会社WHITEは、新型の紙製VRゴーグルの開発において福永紙工株式会社と業務提携し、新プロジェクト「Milbox CRAFT PROJECT」を開始することを発表しました。
福永紙工株式会社は、オリジナル製品の企画、開発、設計、デザイン、製造、販売を行う企業です。ゴーグルデザインは、ペーパークラフト作家の和田恭侑氏をはじめとしたデザイナー、アーティストを起用。「造形」「質感」に注力した紙製VRゴーグルを開発するとのこと。本日より、法人企業からの受託業務を開始しノベルティグッズとして展開するほか、一般向け商品の販売も予定しています。
制作の背景としては、現在、スマホ向けVRゴーグルは似た形状が多く、その一方、VRに取り組む企業やユーザーからは「コンテンツ」のイメージや世界観に合ったゴーグルが欲しいとの声が高まってきているとのこと。そこで、本プロジェクトでは、手に取りたくなる「造形」、愛着が湧き期待が高まるような「質感」のある紙製VRゴーグルを目指しているようです。
例えば、アニメや漫画、ゲームの登場人物の顔を模した造形のゴーグルを被りその登場人物になりきる、シュノーケル型のゴーグルで海の中を潜っているような気分、といったVR体験を目指すとのこと。
なおWhiteは、販売しているVRゴーグル「Milbox」の高機能版であるMilbox 2を5月より発売しています。