マイクロソフト、より良くVRを体験できるOculus Rift DK2用レンズのデータを公表

マイクロソフトの研究部門Microsoft Researchは、Oculus Rift DK2向けに、より良いVR体験が可能なレンズの3Dデータと補正用のプログラムを公表しています。

レンズのデータは、マイクロソフトのウェブサイトより無料でダウンロードした上で、3Dプリンターで作成し、指定された大きさのレンズをはめることで作成できます。(作成方法についてはダウンロードファイル内のRead meをご参照ください)

このレンズは、現在開発者向けに発売されているOculus Rift DK2に付属するレンズよりも一回り視野が小さくなる一方、よりクッキリとした表示と、色収差をかなり減らすことが可能、とのこと。

Tuscany comparison見え方の差。下がOculus Rift DK2に付属するレンズ、上がマイクロソフトが公表したレンズ。

Oculus vs. MSR Lens[1]左がOculus Rift DK2に付属するレンズ、右がマイクロソフトが公表したレンズ。

写真を見る限り、確かにレンズの範囲はかなり狭くなっています。また、レンズがかなり高くなるため、眼鏡を着用したまま装着できるのか、懸念されます。

マイクロソフトは、同社の新OS Windows10にてOculus Riftを公式サポートするほか、Xbox OneのコントローラーがOculus Rift製品版に付属されるなど、Oculus Riftとの関係を強めています。今回のレンズの提供が製品版Oculus Riftに活かされるのか、注目したいところです。

(参考)
Oculus Rift HMD Lens – Microsoft Research(英語)
http://research.microsoft.com/en-us/downloads/c73c6865-160f-451e-9106-ef7fef7543f4/

この記事を書いた人

  • 慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

    Mogura VRのライター一覧はこちら
    http://www.moguravr.com/writers/

【お知らせ】

世界のVR業界の最新動向を把握するための1冊!Mogura VRが日本語翻訳・監修を担当。
「VRインダストリーレポート(2017年春版)」予約受付中です。

Mogura VR編集部では、ライター・編集者を募集しています!
詳しくは募集ページをご覧ください。

募集ページへ