今回紹介するのは、ステージを見下ろす3人称視点でプレイするミニカーのレースゲーム『Micro Machines VR Racing』です。さまざまな種類のミニカーに加えて、ノートや鉛筆、食べ物など、身の回りの物で作られたステージが、子ども心をくすぐります。
身の回りの物で作ったステージとサイズ感
机の上の料理や食器を雑多に置いて作ったステージ。その上をお気に入りのミニカーでレースします。決して1人称視点ではなく、3人称視点でステージを見下ろすというのが、レースを楽しむ子どものような気分にさせてくれます。
タッチパッドで操作する場合は、視線の方向にミニカーが進むようになります。パッドをタップすると、ステージ上で獲得したアイテムを使用できます。
ゲームパッドでも操作できますが、慣れないと操作が難しいです。スティックによる進行方向の操作が、ミニカーの向きに依存しています(プレイヤーから見てミニカーが下を向いているとき、方向の操作が上下左右反転します)。
台から跳んだり、電流が流れている場所があったりと、ギミックも溢れています。雑多に置かれた障害物の合間を縫うようにして、意外な近道コースが見つかったりすることも。
レースの難易度は低めに設定されているため、レースゲームが苦手な人でも手を付けやすくなっています。
多くの種類のステージとミニカー、長く遊べる
ステージはキッチン、勉強机、おもちゃなどで作られた場所などがあり、その中でもさらにさまざまなコースが用意されています。レースで上位になってポイントを稼げば、次のステージが登場します。
レースでコインを獲得すれば、新しいミニカーを買うことができます。種類は普通の自動車からブルドーザーや戦車までさまざま。
中にはなるべく早くゴールすると点数が高くなるタイムアタック形式のステージや、レースで車を抜いた分だけ点数が上がるステージなども。さまざまな形態のステージが用意されており、プレイヤーを飽きさせないように作られています。
プレイヤーの視点はあまり動かさないシステムのため、VRらしさを感じる部分は少なめです。しかし、360度がゲーム画面になり、通常より雰囲気の出るVRでミニカーのレースを再現することにより、子ども心をくすぐる雰囲気づくりができています。
日本語非対応ですが、メニュー画面で使われる簡単な単語がいくつかわかれば、十分楽しむことができます。
<ソフトウェア情報>
タイトル | Micro Machines VR Racing |
メーカー | Codemasters |
開発者 | Codemasters Gear VR |
ジャンル | レーシング、アクション、ゲームセンター |
価格 | 990円 |
言語 | 英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語 |
コントローラー | ゲームパッド、タッチパッド |
評価 | 3.7 |
対応ハードウェア | Gear VR |
入手方法 | Oculus Storeよりダウンロード |
リリース日 | 2016年12月1日 |
ダウンロード | https://www.oculus.com/experiences/gear-vr/1082826128464888/ |
公式サイト | http://www.codemasters.com/ |
<Mogura VR的評価>
【オススメ度】★★★★☆
【快適さ】★★★★★
【操作性】★★★★☆