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話題 2019.08.21

「マトリックス4」が制作決定! ブランク期間に発展した技術は?

キアヌ・リーブス主演のSF映画「マトリックス」の続編「マトリックス4」(仮)の制作が決定しました。


(画像はスマホアプリ『Tango Matrix Scanner』から)

同報道はワーナー・ブラザーズ・ピクチャーグループのトビー・エメリッヒ会長が発表したものです。今作では、マトリックスシリーズ監督のウォシャウスキー姉妹(※)のラナ・ウォシャウスキーが再び監督を務め、ネオ役のキアヌ・リーブスと、トリニティ役のキャリー=アン・モスも続投を予定しています。(※当時は兄弟)

(映像は7月2日に投稿された製作20周年記念の予告動画)

「マトリックス」は、天才ハッカーのネオがモーフィアスとの出会いをきっかけに、自分のいる現実がコンピューターで作られた仮想の世界であると知り、人類の救世主として戦いに身を投じていく作品です。以前moguraVRでも、仮想空間を描いて時代を先取りした映画として紹介しています。

https://www.moguravr.com/vr-movie-10/

「マトリックス」の第一部が公開されたのは1999年。完結編が公開されたのは2003年でした。新作が発表されるまでのブランク期間に現実のVR/AR技術は発展しています。例えば、2017年8月には、マトリックスの世界をオマージュしたスマホアプリ「Tango Matrix Scanner」が配信されています。このアプリでは、グーグルのAR技術「Tango」に対応したスマートフォンを使って、現実の映像を緑色の文字が流れる電脳世界のような見た目に変化させることができます。

https://www.moguravr.com/360-vr-camera/

さらに2017年以降は360度カメラの登場によって、マトリックスのアクションシーンのような360度映像も個人で撮影できる時代となりました。

「マトリックス」の新作が、VR / ARが浸透しつつある現代において、仮想世界をどのように描くのかに注目です。

(参考)Varietyワーナー ブラザース 公式YouTubeチャンネル


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