甲羅は手で掴んで投げるもの VR ZONEに登場予定の新作『マリカーVR』


新宿・歌舞伎町ミラノ座跡地にオープン予定のVR体験施設『VR ZONE SHINJUKU』にはさまざまなVRアクティビティが設置されます。

https://www.youtube.com/watch?v=vUzSYzg8llY

その中でも注目作の一つが同時に最大4人で楽しめるVRアクティビティの『マリオカート アーケードグランプリ VR』です。

お茶の間からVRへ“体験”するマリオカート

『マリオカート』といえば、1992年にスーパーファミコン向けに第1作『スーパーマリオカート』が発売されて以来、任天堂の各ハードで遊ばれてきた人気のレースゲームシリーズです。マリオのキャラクターが抜きつ、抜かれるのレースを繰り広げながら、途中アイテムで妨害をしたり、マップごとに様々なギミックが仕掛けられており、アクションレースとも言える白熱のレースが醍醐味です。

そのマリオカートをゲームセンターに設置したのがハンドルコントローラーとアクセル、ブレーキの各ペダルで操作する『マリオカート アーケードグランプリ』です。

VR ZONE SHINJUKUに設置されるのはそのVR版になります。プレス向け発表会にて試遊できたので、今回その内容を紹介します。

筐体はゲームセンターで使われているものだが……

本番では4名が同時に体験可能ですが、プレス向け発表会では2名が同時に体験するスタイルでした。1名がマリオ、1名がルイージになります。

筐体はゲームセンターで使用されているものと同じ、ハンドルとペダルがあるもの。運転席に座り、足の長さに合わせてペダルの位置を調整します。そして、マリオカートの操作といえば、アイテムを選択するときの決定ボタンがあります。筐体にはハンドルの真ん中にボタンがありますが、VRでは使用しません。

そして、両手には手の位置をトラッキングするための、デバイス(Viveトラッカー)を装着します。

装着が完了したらHTC Viveを被って、位置を調整し、レースがスタートします。

初めて体験する等身大のマリオカート

スタートするとさっそく、目の前にはレースのスタート地点が広がります。周りにはクッパやピーチなどおなじみのキャラクターたち。

正面右上にジュゲムが現れ、カウントダウンが始まります。右足のアクセルペダルを踏み込んで一気にスタート。減速したいときは左足のブレーキペダルを、進行方向はハンドルを回して調整します。

『マリオカート アーケードグランプリ』シリーズをプレイしたことのある人にとっては、おなじみの操作ですが、車の運転に慣れた人は、ついアクセスペダルから右足を左にずらしてブレーキペダルを探してみたくなるかもしれません。

コースは、クッパ城やサーキット、空飛ぶ船などさまざまなコースを組み合わせたものでした。コースの切り替わりの際は周りが真っ白になってワープします。近年のマリオカートでおなじみの大ジャンプのシーンも多く、爽快な走りを楽しむことができます。

コースに待ち受けるパックンフラワーやドッスンは非常に巨大で「どうしたら避けられるのか分からない」と思ってしまうほど。周りのライバルのことを忘れて、避けるのに必至になってしまいます。

VRのレースゲームは酔いやすくなるのが定説です。カートの走りに合わせて筐体もグラグラと激しく振動すること、進行方向をハンドルでコントロールできること、から酔いを感じることはありませんでした。また、後述するクラッシュのシーンも回転などは含まれておらず、酔いを感じさせない徹底的な配慮を感じました

最大の特徴“手を動かす”

そして、マリオカートといえばアイテム。甲羅をとってぶつけたり、コースにバナナを置いて嫌がらせをしたり…。さまざまなアイテムを使ってレースが白熱します。

当然この『マリオカート アーケードグランプリ VR』でもアイテムが使えますが、これまでのアイテムボックスを壊してランダムでアイテムを取るのとは異なる、一捻りされた実装になっています。

「マリオカートのカートに実際に乗ったらどうなるのか」を追求した本VR体験では、プレイヤーは実際に手を伸ばしてアイテムを掴み、それを手を動かして使用します。

コースでは数カ所にアイテム補給地点があり、さながらパン食い競走のようにアイテムがぶら下がっています。プレイヤーは手を伸ばしてほしいアイテムをキャッチして、使用します。

ミドリ甲羅やバナナなどおなじみなものですが、それぞれ手を動かして使う必要があります。甲羅は狙いを定めて(後ろを含む)投げたい方向に投げつけたり、ハンマーは振り回して隣のプレイヤーを攻撃したり。実際に手を動かしてアイテムを使用します。

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筆者はルイージになり、もう1名のプレイヤーであるマリオと僅差でゴールしました。

マリオカートをプレイする際、コウラをぶつけられたときには思わず悪態をついてしまったり、攻撃する際につい声が出てしまいます。実際にカートに搭乗し、そんないつものマリオカートを声を上げて楽しみつつ、思わず焦ってアイテムに手が届かなかったり、巨大なパックンフラワーやドッスンに混乱するなど、「実際に乗っている」からこそのさらなるパニックが体験できました。

『マリオカート アーケードグランプリ VR』の他にもドラゴンボールやエヴァンゲリオンなどの世界も体験できるVR ZONE SHINJUKUは、2017年7月14日に新宿・歌舞伎町にオープンします。入場日時予約制となっています。

名称

『VR ZONE SHINJUKU』

公式サイト

http://vrzone-pic.com

営業期間

2017年7月14日(金)~ 期間限定

チケット

2017年6月16日昼12時から公式サイトにて予約受付開始

営業時間

10:00~22:00 ※最終入場時間21:00
・飲食ラストオーダー フード21:30/ドリンク21:45(持ち帰りは22:00まで販売)
・各アクティビティ 受付 21:30頃 ※各アクティビティに列がある場合は、早めに受付終了の場合あり。

休業日

年中無休

最寄駅

JR新宿駅東口から徒歩7分西武新宿駅から徒歩2分東京メトロ新宿三丁目駅から徒歩10分東京メトロ東新宿駅から徒歩10分

駐輪場

なし

駐車場

なし

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この記事を書いた人

  • 慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii