10月4日にサンフランシスコで開催されたイベントでGoogleは、『League of Legends』のマップビューイングや『レゴ』のモデルビルダーなど、Android向けAR開発キット「ARCore」を利用した様々なアプリが紹介されました。
世界No1のeスポーツタイトル『LoL』のマップがテーブルの上で展開
Googleが提供する「ARCore」はiOSのARKitと同じく、最新のAndroid端末で利用できるAR機能です。現在は同日に発表された同社の新たなフラグシップ端末Pixel 2/Pixel 2 XLのほか前世代機であるPixel/Pixel XLやサムスンのGalaxy S8でサポートされており、今後登場する多くのハイエンドスマートフォンで利用できるようになる予定です。
リアルタイムストラテジーのマルチ対戦タイトルで平均同時接続数300万人を超える『League of Legends』からは、ゲームのステージが現実世界に展開されるようなARアプリがデモンストレーションされました。本作はVRゲームを開発してきたスタジオGrab Gamesが手がけており、同社の「GRAB ARテーブルトッププラットフォーム」が用いられています。
Grab Gamesは、彼らのプラットフォームが「伝統的なスポーツやe-スポーツをテーブル上で上映する手段になる」と語っています。
レゴのキャラクターが現実世界を駆け回る
また、生き生きとしたキャラクターたちが登場する『レゴ』ARモデルビルダーも展示されました。
レゴシリーズは今までに組み立てたレゴをゲームの世界に取り込めるアプリ『Fusion』やDaydream向けアプリ『Lego Brickheadz Builder VR』など、先端技術を取り込んだゲーム・アプリを開発してきた背景があります。
(参考)
‘League of Legends’ and ‘Lego’ AR Experiences Coming to Android / Road to VR(英語)
https://www.roadtovr.com/league-legends-lego-ar-experiences-coming-android/
Mogura VRは、Road to VRとパートナーシップを結んでいます。