株式会社Live2Dは、2Dで描かれたキャラクターやイラストを組合せて3D立体表現を可能にするソフト「Live2D Cubism 3」および「Live2D Euclid 1」のリリース日を、予定していた4月19日から1週間後の4月26日に延期したことを発表しました。
Live2D Cubismは、2Dで描かれた1枚絵のキャラクターと各パーツに分かれたイラストを組み合わせて変形させることによって、平面上で立体表現ができるアニメーションツールです。
Live2D Euclidは、複数の原画を変形しながら連携させることによって、3D空間で立体表現ができるアニメーションツールです。本ツールで制作した3Dモデルは、3DゲームやVRコンテンツ制作にも使用することができます。VRヘッドマウントディスプレイを使うことで、制作したキャラクターを目の前で体験することが可能です。
今回リリースを延期した理由としては、さらなる品質向上のためとのこと。今発表に伴い、「Live2D Store」の停止期間も4月24日から4月26日に変更となり、既存購入者のアップグレードの案内も4月24日となりました。
CubismとEuclidの比較
Live2D Cubism | Live2D Euclid | |
特徴 | 1枚絵を平面上で立体的に表現 | 複数原画を組み合わせて3D空間で表現 |
最適な表現範囲 | 左右40度 | 360度 |
書き出せるファイル | Cubism SDK用ファイル 、画像ファイル | Euclid SDK用ファイルのみ |
書き出したファイルの用途 | ムービー、ゲームなど | 3Dゲーム、VRコンテンツなど |
必要なファイル | 画像ファイル(.psd, .png) | 画像ファイル(.psd, .png)、3Dモデルファイル (.fbx) |
(参考)