360度動画配信のLittlstar、ARコンテンツも配信へ

VRコンテンツのストリーミング配信を行うLittlstar社は、同社が運営するプラットフォーム『Littlstar』を近々アップデートする予定で、ARコンテンツの配信や、コンテンツを売買することでマネタイズが可能になる予定です。

『Littlstar』は、VRコンテンツの配信プラットフォームです。ウェブサイトと各種VRデバイスに対応したアプリを通して様々なVR映画や360度コンテンツを配信しています。

アプリ『Littlstar』はOculus Rift、HTC Vive、PlayStation VRや、Gear VRやGoogle DaydreamのスマホVRにも対応しています。そして同社はARコンテンツも配信する予定とのこと。

モバイルARコンテンツを配信予定

LittlestarのCEOであるTony Mugavero氏は先日、米メディア「バラエティ」でのインタビューでARについて言及し、「(Littlstarは)VRとARをつなぐ架け橋になりたい」と語っています。

今秋に正式リリース予定のアップルのAR開発キット『ARKit』や、先日グーグルが発表したAndroid OS用ARプラットフォーム『ARCore』の登場によって、スマートフォンを用いたARが大きく普及することを見込んでのことで、同氏は「モバイルARには大きなチャンスがある」と語っています。

コンテンツ配信によるマネタイズも可能に

ARコンテンツの配信に加え、VRゲームや、映像作品以外のコンテンツ配信も予定していますが、クリエイターがLittlstarのプラットフォームを通してマネタイズできるシステムも組み込む予定です。Mugavero氏によると、今年の秋にはこれら一連の機能が使用可能になるとのことです。

また、Littlstarは開発者向けのプラットフォームも運営しており、これによってVRアプリを手軽に配信することができます。現在、様々な企業が同社のプラットフォームを通じてアプリ配信を行なっており、CNNや、ケーブルテレビ企業のSyfy、AOLなどの大手メディア企業もアプリ配信を行なっています。

現在、Littlstarでは150以上のアプリを同社のプラットフォームを通して配信しており、ここにコンテンツ配信によるマネタイズ機能が加わることによって、同社を通じてコンテンツ/アプリ配信を行う企業やクリエイターは今後増えるものと予測されます。

同社は、一つのプラットフォーム上でコンテンツ配信からマネタイズ、分析や支払いなどの一連の機能がすべて使用できるプラットフォームの構築を目指しており、これまでに640万ドル(約7億3,000万円)の資金を調達しています。

出資者にはディズニーやA+E Networks、また元ディズニーCEOのマイケル・アイズナー氏が運営するThe Tornante Companyなどが含まれており、これからの動向が注目される企業です。

(参考)
Variety / VR Startup Littlstar Gets Ready to Embrace AR, Help Studios and Developers Make Money (EXCLUSIVE)(英語)
http://variety.com/2017/digital/news/littlstar-ar-monetization-1202543643/

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