360度動画の配信プラットフォームを提供する、Littlstarは、22日、Apple TV向けアプリを公開しました。既に同社では、スマートフォンをはじめとする、Google Cardboard、GEAR VR 向けのアプリを発表。360度動画コンテンツを配信しています。
今回の、Apple TV 向けアプリは、Apple TV コントローラーのトラックパッドから、動画の視点を変更できるようになるとのこと。テレビ画面を通して、360度動画を楽しむことができるようになります。既に配信されている、ディズニー、ディスカバリーチャンネル、ナショナルジオグラフィクなど著名なチャンネルのコンテンツ視聴に加え、最新のSiriによる音声コントロールも可能です。
「より多くのコンテンツ製作者が360度動画や、VRに目を向け、視聴者と繋がってほしい。Apple TVは、そういった視聴者と繋がることのできる最新の方法だ。」と、LittlstarのCEOであるBen Nunez氏はコメントしています。
Littlstarは、スマートフォン、ヘッドマウントディスプレイに限らず、より多くのプラットフォーム上でアプリの提供を目指しており、今回の、Apple TV向けアプリの提供はその一環となるもの。
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VRの普及は、家庭のテレビにどのような変化をもたらすのでしょうか。今後の動向に注目したいところです。
(参考)
VR focus / LITTLSTAR LAUNCHES 360 VIDEO APP ON APPLE TV
http://vrfocus.com/archives/27042/littlstar-launches-360-video-app-on-apple-tv/