AMDもOculus Rift向けのVRサポート『Liquid VR』を発表

今月3日、GPUメーカーのAMD社がVR用コンテンツ開発者向けのSDK(ソフトウェア開発キット)、「Liquid VR」を発表しました。AMD社はPCなどに利用されるグラフィックボードRADEONシリーズの半導体を製造している会社です。世界的にシェアを奪い合っている競合のnVIDIA社もすでにGPUの中にVR DirectというVRのための機能を組み込んでいます。
これにより、 GPUメーカーのNVIDIA社とAMD社の両者が VR を公式にサポートすることになりました。

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AMD社は約1年前から VRヘッドマウントディスプレイを製造している Oculus社の開発者と Liquid VR の開発を始めていたとのこと。

Liquid VR の狙いは、VRコンテンツを簡単に開発できるようにし、処理の効率化によりVRコンテンツを体験する際に問題となる3D酔いなどの不快感を防止することです。またLiquid VR は、Oculus Riftの最新型プロトタイプであるCrescent Bay でも利用してアプリケーションを開発することができ、様々なVRデバイスで使えるようにするとのこと。

Liquid VR はゲームだけでなく、教育、旅行、医療、フィットネスなどの他分野にも利用されることを想定しているとのことで、今後AMD社製のGPUを搭載したPCでのVRコンテンツの開発も拡大しそうです。

『Liquid VR』の発表にあたりAMDが公開したムービー

Written by 古波倉正隆(@masamasa_massa

(参考)
AMD LiquidVR™ Technology -AMD(英語)
http://www.amd.com/en-us/innovations/software-technologies/technologies-gaming/vr

Virtual Reality Development – nVIDIA(英語)
https://developer.nvidia.com/virtual-reality-development