Leap Motion、VR向けに最適化されたハンド・トラッキングエンジンOrionを公開

Leap Motionは、VR向けの新たなハンド・トラッキングエンジンOrionを公開しました。

https://www.youtube.com/watch?v=rnlCGw-0R8g

同社は、赤外線センサーにより、手に何も装着することなく手を動かしてインターフェースを操作することのできるLeap Motionコントローラーを開発・販売してきました。

当初は、PCの前に小型のデバイスを置きWindowsの操作を手で行うことができるコントローラーとして登場しました。しかし、VR内で手を動かせるデバイスとしてOculus RiftなどVRヘッドマウントディスプレイで非常に多く使用されてきました。

最近ではVR関連の用途へと方針を転換させ、あらたなプロダクトの開発に携わっていることが明らかになっていましたが、その名称がOrionであり、ソフトウェアとハードウェア両方から成ることが明らかになっています。今回はソフトウェアのベータ版Orion Betaが公開されています。

Orion_3

Orion_2

Orionは、VRHMDと使用することを念頭に設計されたハンド・トラッキングエンジンです。これまでよりも低遅延で速く・正確で・トラッキング範囲も広くなったことをウリにしています(これまでは、前方正面のみでVRHMD装着時の視界と比べて認識範囲は狭くなっていました)。

expanded-range

robust-environments

公開されているのはLeap Motion向けのWindows用のソフトウェアです。
ダウンロードはこちらから。

VR向けの手の動きはOculus TouchやSteam VRコントローラー、PS Moveなどのように実際に手で掴んで使用するものが各プラットフォームで整えられつつあります。しかし、手に何も持たずにそのまま使用できる操作方法もLeap Motionをはじめ今後登場するものと思われます。

Leap Motionは、今後Orionのハードウェアのリリースに向けて、OEMでVRHMDへの組み込むために動いているとのこと。どのような形でハードウェアがリリースされるのか注目したいところです。

(参考)
Leap Motion / Introducing Orion: Next-Generation Hand Tracking for VR
http://blog.leapmotion.com/orion/

この記事を書いた人

  • KFtb1VIM

    慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

    Mogura VRのライター一覧はこちら
    http://www.moguravr.com/writers/