ユニバーサルスタジオのアトラクションなどを手がけるランドマーク社、家で楽しめるVRテーマパークの構想を明らかに

ランドマーク・エンターテイメント社は、ユニバーサルスタジオのアメージング・スパイダーマンやターミネーター2 3Dなどのアトラクションを制作してきました。

Landmark-VWF-01-LogoFinal (1)

同社は新たにバーチャルな世界で家からアクセスできるVRテーマパーク「Virtual World’s Fair」の構想を明らかにしました。World’s Fairは日本語にで言うところの万国博覧会。世界中のあらゆる体験を詰め込んだテーマパークになりそうです。ランドマーク社によると、この体験には、ソーシャルなやりとりやエンターテイメント、学習、ショッピングといった要素を再現したいとのこと。2017年のオープンを目指しています。

「Virtual World’s Fair」で体験できることとしては、先端技術の展示や世界に名だたる企業がスポンサーとなった展示、子供向けの教育コンテンツ、世界中を旅するバーチャル旅行、世界でいま直面している問題を体験し、議論するようなコンテンツ、など。

Landmark-VWF-DatalandCloudCity

なお、機能の一つである「Pavilion of Me」は先行して来年公開予定。日常的なことをVRで可能にする機能ということで、以下のようなことが可能になります。

・コミュニケーション:ネットの閲覧、TwietterなどのSNSを通じたソーシャル・コミュニケーション
・記憶:撮影した写真や動画の視聴
・エンターテイメント:保存された映画や音楽などを楽しむだけでなくNetflixなどの動画配信サービスにも連携
・ラウンジ:アバターを通じて他のプレイヤーとの交流
・ショッピング:VR内での没入感の高いオンラインショッピング

こうしたランドマーク社の構想を一通り見てみると、一つ一つのVRコンテンツを作るという観点から、VRの中にエンターテイメントのみならず、ソーシャルなつながりや消費活動などを含む、一つの包括的なプラットフォームを作ろうとしていることが分かります。

Landmark-VWF-DatalandEarth

Oculus社を買収したFacebook社CEOザッカーバーグ氏も、VRは次のプラットフォームであると述べています。今後も様々な業界からVRをベースとしたプラットフォームが登場する可能性があり、引き続き注目したいところです。

(参考)
Road to VR / Landmark are Creating a Virtual Reality Theme Park You Can Enjoy at Home
http://www.roadtovr.com/landmark-are-creating-a-virtual-reality-theme-park-you-can-enjoy-at-home/

※アメリカのVR専門メディアRoad to VR、UploadVRはMogura VRとのパートナーシップを結んでいます。

この記事を書いた人

  • KFtb1VIM

    慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

    Mogura VRのライター一覧はこちら
    http://www.moguravr.com/writers/