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VIVE 2017.12.19

GTAのスタジオ、推理アドベンチャー『L.A.ノワール』VR版配信

『グランド・セフト・オート』(GTAシリーズ)で知られるゲームメーカーRockstarは、同社の初のVRタイトルとなるミステリーアドベンチャー『L.A.ノワール: VR事件簿』をリリースしました。

本作はHTC Vive向けタイトルですが、非公式のOculus Rift・Windows MRヘッドセット対応パッチも配布されています。また、本作は日本語字幕に対応しています。

LAの刑事になって推理&アクション

L.A.ノワール: VR事件簿』は、Rockstarのオープンワールド事件捜査アドベンチャー『L.A.ノワール』のスピンオフタイトルです。

プレイヤーは主人公の刑事として腐敗と暴力の渦巻く1947年ロサンゼルスへと降り立ち、推理とアクションで様々な事件を解決していくことになります。

本作では『L.A.ノワール』からVR用にリメイクされた7つの事件にフィーチャーし、交通、放火、殺人などの刑事事件へと挑んでいきます。

VR捜査での没入感を高めるため、100以上のハンドモーションや、モーションコントローラーでの緻密な操作などが盛り込まれています。物を掴む、車のハンドルを切る、手帳にメモをとる、銃撃・格闘戦を行うなど、多くのインタラクションが行えることが魅力です。

手がかりを集め、証人を尋問し、知恵とアクションで事件を解決へと導きましょう。

動作環境に一部制限あり

現在『L.A.ノワール: VR事件簿』をプレイするにあたって、AMDハードウェアでの動作環境には一部制限が掛けられています。

AMDハードウェアでの動作環境

AMDハードウェアで動作不良が生じているため、特定の組み合わせでのAMDハードウェアとNVIDIA/Intelハードウェア以外では、ゲームを正常にプレイできません。

・AMD Ryzen 7 CPUの場合:NVIDIA GeForce GTX 1070以上のグラフィックカードが必要。
・AMD Vega 56グラフィックカードの場合:Intel i7 6700以上のCPUが必要。
・AMD CPUとGPUは同時に使用不可。

また、『L.A.ノワール: VR事件簿』はシングルグラフィックカードのアーキテクチャのみサポートしており、NVIDIA SLIおよびAMD CrossFire機能はサポートされていません。

さらに、必要・推奨動作環境も通常のVR Ready水準より高く設定されています。

必要動作環境

OS:Windows 8.1、Windows 10 64ビット
プロセッサー:Intel Core i7-4790K @ 3.6GHz
メモリ:8GB
ビデオカード:NVIDIA Geforce GTX 1070 8GB

推奨動作環境

OS:Windows 8.1、Windows 10 64ビット
プロセッサー:Intel Core i7-6700K @ 4.0GHz
メモリ:16GB
ビデオカード:NVIDIA Geforce GTX 1080 8GB

こうしたシステム要件は、将来的に変更される可能性もあるとのことです。

『L.A.ノワール: VR事件簿』は、現在SteamViveportでHTC Vive向けに配信されています。本作は日本語字幕に対応しています。

加えて非公式のパッチとして、同作をOculus RiftやWindows MRヘッドセットでプレイできるようにするLA Noire Fixが早くも登場しています。同パッチを制作したJules Blok氏は、Oculus Rift向けタイトルをHTC Viveでプレイする非公式ツールReviveの作者でもあります。

(参考)
‘L.A. Noire: The VR Case Files’ Now Available, Rockstar’s Debut VR Game / Road to VR(英語)
https://www.roadtovr.com/la-noire-vr-case-files-launch-oculus-rift-support-hardware-compatibility-minimum-specifications/

Mogura VRは、Road to VRとパートナーシップを結んでいます。


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