【体験レポ】アボカドをVRでは大トロとして味わう『VR寿司』など、カヤックの新作2本を体験

5月21日、面白法人カヤックは「カヤックのしごと展」を開催。新作VRコンテンツが体験できるとのことで行ってきました。

今回は新作の『VR寿司』と『VRインターン』をご紹介します。

『VR寿司』

カヤック VR

カヤック VR

『VR寿司』は、VR内の寿司屋で出された高級寿司を食べるという内容。実際に、口に入っているのは安価な寿司でも、味を高級寿司と錯覚させられます。。

HMDを被ると実際の寿司屋で撮影された360度全天球映像です。筆者はカウンター席に座り、目の前には寿司職人。「何を召し上がりますか?」と聞かれるので大トロを注文すると、流れるような手捌きで大トロ寿司が出されました。(事前に何を食べたいかスタッフに聞かれ、その注文内容にあった映像が流れます

皿に置かれた寿司はCGで作られた大トロです。寿司をとるために手を伸ばすと自分の手が裸眼で見ているのと、あまり変わらずに寿司を掴むのが見えます。CGの寿司は現実では位置マーカーが付いた紙皿に置かれた本物の寿司に被っています。現実の寿司は大トロではなくアボガド寿司ですが、口のそばまで見えているのは大トロなのです。口に入れて感じたのは食感はアボガドですが、味や匂いはアボガドとは思えず、しかし大トロの味とも違う。脳が大トロだと思い込みたがっているような感覚でした。『Meta Cookie』のように匂いも再現されていたら完全に騙されていたと思います。

このコンテンツはHMDのOculus Rift DK2に、HMDを装着していても周囲を見られるカメラOvrVision Proと、自分の手の動きを認識しVR空間に反映できる、Leap Motionを使用しています。

カヤック VR

『VRインターン』

体験者はカヤックのオフィスに来たインターンになり、終業時刻が過ぎても残業している社員を見つけ次第攻撃して帰宅させるという3分程度の体験です。

HTC Viveを使っているのでVR空間内を歩くことができますが、遠い場所への移動はコントローラーを向けた方向にワープで移動します。

ヘッドマウントディスプレイを被ると3DCGで作られたオフィス内にいます。目の前には銃を持ったマスコットロボットが。「帰らない社員を見つけて銃で撃って帰宅させる」よう言われ、銃を受け取るとスタートです。

夜景が綺麗なオフィス内をワープをして、作業中の社員を見つけて至近距離から撃つ。デフォルメされたキャラクターが、即死したかのように倒れた後、慌てて逃げてていく様子を見ていると殺人鬼になった気分が味わえます。

パソコン、椅子などオフィスにあるものを手当たり次第に撃つと派手な爆発とともに、ポイントが加算されます。

途中、一部の社員を倒すと隠しアイテムとして武器のスリングショットやボクシンググローブが手に入るなど、ゲームとしても面白くしてあります。

制限時間が3分なので武器もスリングショットしか取れず、オフィスの半分しか攻略できませんでした。それでもオフィス内にいる社員がPCに向かっていたり、HMDを着けて開発してたりと、ゲームでありながらカヤックという会社の雰囲気を楽しめるコンテンツでした。

面白法人カヤックといえば2015年お台場夢大陸で体験できたタグチ工業の重機型巨大ロボ、スーパーガジラのコクピッドに乗って体験できる『ガジラVR』。スマホゲーム『乖離性ミリオンアーサー』のVRコンテンツ『乖離性ミリオンアーサーVR』。 坂本竜馬が面接官になる『VR面接』など面白いVRコンテンツを今までに多く制作しています。

今回の『VR寿司』、『VRインターン』ともひねりの効いたユニークなコンテンツでした。今後も同社のVRコンテンツには注目したいところです。

カヤック VR

カヤック VR

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