【Gear VR無料アプリ】運転中のスマホ操作の危険性を伝えるドライブシミュレーター

11月4日、Gear VR向けに自動車の運転席に座るシミュレーター『It Can Wait Driving Simulator』が公開されました。

このアプリは、普通のドライビングシミュレーターではありません。運転席に座ると、操縦などの操作は一切必要ありません。なんと、「運転中にスマホに気を取られているとどういう危険性があるか」を体験させるためのVR体験です。運転中にスマホを触っていて、実際には何が起きるそうか頭の片隅ではわかっていても「大丈夫」と思うことも多いかと思います。実際に、体験してみると、その危険性の伝わり方は違うこと

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時々、脇のギアの側に置いてあるスマホ(Gear VRを動かしているのと同じGalaxy S6)から着信があります。

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ついついスマホに気を取られてしまう覚えはありませんか?

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どんどんエスカレートしてメッセージを返し始めます

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もしかしたら大変なことになるかもしれません

この体験は現実の風景を撮影して作られているため、体験としてはかなり現実的です。また、車の運転席に座っているという設定で、進行方向は一定なので酔いも極力減らされています。しかし、一切の操作や、インタラクションが存在しないのはやや残念です。例えば、スマホからの着信があったときに手元を見なければ、ちゃんと車を操縦できるので危ない出来事を回避できるといったような、簡単な分岐もあったら、よりシミュレーターとして説得力のあるものになったかもしれません。

実はこのアプリは、アメリカの携帯電話キャリア大手AT&Tが展開しているキャンペーンの一環で制作されたもの。AT&Tは、運転中にスマホを操作することによる事故が増えているとして、運転中のスマホを止めさせるためのキャンペーン「It Can Wait」(待っても大丈夫だから)を展開しています。

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体験としては完成されており、、実際に運転している気分になっているときに、着信があるとつい脇を眺めてしまうのは、誰にでもある経験だということがよく分かるVR体験です。紙やポスター、または動画での啓発よりもより効果の高い啓発手法だと考えられます。

<ソフトウェア情報>
「Dead Secret」
【メーカー】 AT&T Servides, Inc.
【開発者】 ReelFX
【対応ハードウェア】 Gear VR Innovator Edition for S6
【価格】 無料
【操作】目線のみ
【リリース日】 2015年11月4日
【入手方法】Oculus Storeより購入、ダウンロード

<Mogura VR的評価>
【オススメ度】★★★☆☆(普通に)
  【快適さ】★★★☆☆(車の運転であるため)
  【操作性】★★★★★

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この記事を書いた人

  • KFtb1VIM

    慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

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