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テック 2017.09.13

野球観戦時にスマホをかざすと…iPhone向けに4つのARアプリが発表

9月12日(日本時間13日)、アップルの新製品発表会が新本社Apple Park内のスティーブ・ジョブズ・シアターにて行われました。同イベントでは新型iPhone 8/8 Plusと最上位モデルiPhone Xが発表され、ARに対応したこれらの新型デバイスでプレイできるARコンテンツが数多く登場しそうです。

イベントでは、近日中にApp Storeでリリース予定のARアプリがいくつか紹介され、同社のワールドワイドマーケティング担当上級副社長のフィル・シラー氏によって紹介されました。同氏は「スマートフォンのカメラには3つの機能がある」と述べ、動画、画像、AR機能が、今後のスマートフォンのカメラが果たす重要な役割だと語っています。

プレゼンではiOS対応のARアプリが4つ紹介されました。これらは9月末のリリースを予定しています。

The Machines

最初に紹介されたのはDirective Gamesの『The Machines』で、ステージでは本作のデモプレイが行われました。『The Machines』はマルチプレイによる対戦型リアルタイムストラテジーゲームで、AR機能によって部屋の中にゲームの世界を表示することが可能です。デモではiPhone 8を2台使用して、テーブル上でゲームプレイを行うデモが披露されました。

Warhammer 40,000: Freeblade

Pixel Toyが開発したシューティングアクション『Warhammer 40,000: Freeblade』にAR機能が新しく追加、ゲーム内のキャラクターを現実世界に投影してプレイすることが可能です。ポケモンGO」と似たシステムのゲームで、よりAR機能が強化されたタイトルです。

Major League Baseball – At Bat

米国のメジャーリーグの公式アプリ『At Bat』にもAR機能が登場、視聴中の試合にリアルタイムで選手や試合に関する情報を重ね合わせて表示する機能が追加されます。また、『At Bat』では選手たちの様子を360度動画で紹介するコーナーも設けています。

Sky Guide

スマートフォンで星座を表示するアプリ『Sky Guide』にもAR機能が登場、カメラを夜空に向けるだけで、そこにある星座の情報がスクリーンにAR表示されます。

以上に挙げた例の他にも、アップルは現在IKEAやLego、その他複数の企業と協働してアプリ開発を行なっており、ゲームをはじめ様々な種類のARアプリが登場する予定です。今後に注目されます。

(参考)
Road to VR / Apple Reveals Short List of AR Apps Coming to App Store This Month(英語)
https://www.roadtovr.com/apple-reveals-shortlist-ar-apps-coming-app-store-month/

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