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活用事例 2016.08.24

ブラウザ上でVRアプリを簡単に作成できる「InstaVR」2億円の資金調達

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InstaVR株式会社は2016年8月23日付けで、グリーベンチャーズ株式会社をリードインベスターとして、Colopl VR Fundを割当先とした総額2億円の第三者割当増資を実施しました。

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InstaVR株式会社は2015年12月に設立され、ウェブベースでのVR作成/配信/分析のツールソリューションである「InstaVR」を提供している日本発の企業です。360度の全天球画像/動画を使ってVRアプリを簡単に作成し、web/iOS/Android/Gear VRなど幅広い端末で体験することができるようになっています。さらに、アプリ利用者の注視点をヒートマップで分析を行うことができます。

InstaVRによって、例えば不動産における遠隔地の施設の内覧/下見がインターネットを通じて利用できるため、幅広い顧客への業務効率化ができるとしています。特に、完成前製品や着工前施設を事前に体験し、要求の齟齬を発見することで、いわゆる”手戻りコスト”を最小化、効率化を行うことができるとのことです。現在は不動産、設計/建設、観光/博物館、広告代理店、コンテンツ制作会社、企業の販促部などが導入しています。代表例としては世界最大の博物館であるスミソニアン博物館や2016年リオ五輪のグランドデザインなどを手がけたAECOM社などが利用中。

InstaVRは今回の資金調達を経て、開発速度の向上とさらなる導入増に取り組むとしています。

InstaVRの基本バージョンは無料。有償版は月額$199USD(約19,900円)から利用することができます。

(参考)
InstaVR
http://jp.instavr.co/


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