Home » 元AWS日本1号社員小島英揮氏、ブラウザでVRアプリを作れる『InstaVR』に合流


活用事例 2017.01.21

元AWS日本1号社員小島英揮氏、ブラウザでVRアプリを作れる『InstaVR』に合流

1月19日、VRアプリ制作サービス『InstaVR』を提供するInstaVR株式会社は、元アマゾンウェブサービスジャパンのマーケティング本部長である、小島 英揮(おじま ひでき)氏がCMO(最高マーケティング責任者)として1月から参画したこと、さらに、同社は2017年1月でユーザー数が10,000社を突破したことを発表しました。

また、あわせて、InstaVR CMO 小島氏オーガナイズによる、北米InstaVRユーザーグループのキックオフイベントを、テキサス州オースティンで開催されるSXSW2017にて行う予定であることを発表しました。

InstaVRは、「小島氏をCMO として迎え、InstaVR のユーザーがお互いに知識を共有しあい、高め合う場を設けることで、より素晴らしいVR体験を提供できるコミュニティの構築を軸に、VRの普及を行っていく」とのことです。

InstaVRとは?

https://www.youtube.com/watch?v=kMVKQqZznGI

『InstaVR』は、上記の動画のように、不動産、旅行、教育、社内案内などのVRアプリを作成することができるVRアプリ制作ツールであり、ソフトウェアのインストールが不要、プログラムコードが不要、さらに導入チュートリアルを完備しているなど、VRアプリを素早く簡単に作成することに特化していることが特徴的なツールです。また、様々な主要VRプラットフォーム向けに、ネイティブアプリとして配信できることも特徴です。

JAWS-UGの生みの親、小島氏

小島氏は、アドビシステムズにて、Flash テクノロジーを使った体験重視のWebアプリケーションの普及に貢献した後、2009 年にアマゾンウェブサービスの日本法人に、一人目の社員として入社。以後 7 年近くに渡り、日本におけるクラウドビジネスの立ち上げを推進してきました。その中でも、今や、世界最大級のクラウドユーザーコミュニティとなった「JAWS-UG(Japan Amazon Web Service User Group )」の創設と実績は「コミュニティマーケティング」という新しい概念も生み出しています。

「JAWS-UG」には、小島氏のコミュニティマーケティング手法が凝縮されており、現在、国内外に多くのフォロワーを生むムーブメントに発展しています。

そんな小島氏は、次にVR市場に目をつけての『InstaVR』への参画とのこと。SXSW2017にてどのような発表がなされるのか、今後のInstaVRの動向を決める1手として注目が集まります。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード