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活用事例 2018.03.19

イマジカグループ企業がAR/VR/MR含む投資ファンド設立

株式会社イマジカ・ロボット ホールディングスのベンチャーキャピタル事業を展開する、株式会社オー・エル・エムベンチャーズは、1号ファンドとなる「OLM1号投資事業有限責任組合」(OLM1号ファンド)の組成を発表しました。

OLM1号ファンドは、VR/AR/MR分野を含む映像制作技術やサービス、新たなメディアや配信技術、スマートトイなどへの投資を進めていくとのこと。また、1次募集として約12億円の出資約束金額(最終出資金総額は15億円の予定)での運用を開始しました。

OLM1号ファンドは、ITを用いたメディア/コンテンツを中心とする、エンターテインメント周辺領域のベンチャー企業を投資対象としています。

同社によれば、コンテンツ業界の環境が大きく変化する中、持続的な成長に向けスピード感を持った新規事業の創造が必要不可欠になっているとのこと。現状を受け、同社グループはVR/AR/MRや、新たな動画関連ビジネスを手がけるベンチャー企業との出資連携を推進。「新しいビジネスの育成、研究開発の強化、また協業による既存事業との相乗効果を可能にしていきたい」としています。

VR/AR/MRを対象とした国内企業の投資ファンドとしては、コロプラが総額100億円規模のVR分野特化型ファンド「Colopl VR Fund」、グリーが北米向けにVR/AR分野へ投資を行う「GFR Fund」、GumiがシードステージのVR/AR/MRスタートアップへのインキュベーションを行う「Tokyo XR Startups」を運営しています。

また、日本政策投資銀行の100%子会社であるDBJキャピタル株式会社は、アメリカでVR/AR分野を専門とするVRファンドに出資を行っており、今後同分野への投資、事業支援を進めていくとしています。

ファンドの概要

名称

OLM1号投資事業有限責任組合

運用期間

10年(但し、最大2年まで延長可)

出資金総額

15億円(予定)

投資対象

ITを用いたメディア/コンテンツ領域での関連事業を行うベンチャー企業

主な出資者

・株式会社イマジカ・ロボット ホールディングス
・株式会社オー・エル・エム
・株式会社アドウェイズ
・株式会社小学館
・株式会社タカラトミー
・株式会社ミクシィ
・SMBCベンチャーキャピタル株式会社
など


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