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活用事例 2018.02.15

イグニスが第1四半期決算を発表 VR事業は「大型プロジェクト」を予定

2月13日、株式会社イグニスは平成30年9月期の第1四半期決算説明資料と決算短信を同社IRにて発表しました。発表によると、イグニスの今期第1四半期決算は、売上高12億8,900万円(前年同期比マイナス9%)、経常損失は2億5,000万円(前年同四半期は1億3,600万円の経常利益)となりました。

イグニスの主な事業としては、オンライン恋愛・婚活サービス『with』などのコミュニティ。リアルタイム協力バトルが楽しめるスマホ向けRPG『ぼくとドラゴン』などのゲーム。ビジネス向けメディア『U-NOTE』などが存在しています。

同社はVR事業も行っており、決算説明資料内にて、2018年9月期における今後の取り組みとして言及されています。下記にて紹介します。

VR分野では「大型プロジェクト」「認知症予防」など予定

昨年の決算説明資料と比べて新規に言及があった内容としては、VRに関する「大型プロジェクト」が挙げられます。

イグニスはVR分野において、VR領域を手がける子会社のパルス株式会社を2016年11月に設立しています。同社にてVRエンターテイメント関連の「大型プロジェクト」を開発中とのこと。プロジェクトについての詳細は明らかとなっておらず、2018年2月下旬に情報公開予定とのことです。

VRに関する他の取り組みとして、2017年5月には、VR上でイベントやライブを楽しめるVRソーシャルルームアプリ「cluster.」の開発を行うクラスター株式会社とパルス株式会社の業務提携契約を締結しています。

また同年11月にはVRタレントのマネジメントを専門とする岩本町芸能社との業務提携契約を締結し、VRアイドル市場に参入を行うと発表しました。そのほか、認知症予防および痛み軽減効果に関するVR技術の応用について、順天堂大学教授との共同研究・臨床試験を開始するなど、複数のVR関連プロジェクトを推進しています。

(参考)
株式会社イグニス IR情報
http://1923.co.jp/ir


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