【体験レポ】VRで楽しく全身フィットネスできるマシン「ICAROS」

世界最大のエレクトロニクスの展示会CES2017ではVRに関する様々な展示が行われていました。CESは、東京ビッグサイト4個分とも言われているメイン会場に加え、さらにラスベガス市内の2会場の合計3会場で開催されています。

その中でも、世界中の数百ものスタートアップが小さなブースを無数に出展している「エウレカパーク」というエリアがあります。このエリアだけで幕張メッセほどの大きさを誇ります。本当に世界を変えてくれそうなスゴい技術を謳っているブースもあれば、突拍子もないアイデアを製品化しようとしているブースもあり、まさに玉石混交といった広大な展示空間が広がっています。

今回はこのエウレカパークに展示されていたVRシステム「ICAROS」を紹介します。

全身フィットネス×VR

「ICAROS」はドイツのスタートアップICAROS社が開発をしている全身フィットネスマシンです。筐体の上に、手と肘、足と膝を乗せ、Gear VRを装着して体験します。

バーを手で握り、肘を肘当てに置き、足を足の台に乗せて、膝を膝当てに置きます。自動的にお尻を上に突き出す形になります。

筐体自体は下にある台と一箇所でのみ支えられており、例えば水平にバランスをとるためには、腹筋を始めとする全身の筋肉を使って支える必要があります。また、左右や上下に移動する場合は、ゆっくりと重心を傾けていきます。ついうっかり勢い良く傾けてしまうと、ガクッと傾きます。

なお、フィットネスマシン自体はアナログな装置ですが、右手で握るバーにコントローラーが結び付けられており、傾きの値を計測してGear VRで見えているコンテンツに反映させていきます。

筆者が体験したのは、空を飛んで順番に輪っかをくぐっていくというもの。緩やかに曲がりながら進むためにはかなり力を入れる必要があります。実際の体験動画では非常にゆっくりとした動きをしているように見えますが、全身に力を入れており、いわゆる「ぷるぷる震える」状態になっています。

数分の体験ですが、かなり全身が温まり、筋肉にも適度な負荷がかかっていました。何よりVRに没入することによって、楽しくフィットネスをすることができます。

体験の様子

https://www.youtube.com/watch?v=VPacSYYUqSA

概要ムービー

https://www.youtube.com/watch?v=OMBxuWzfyko

導入に必要な全てを提供

「ICAROS」は、この筐体とコントローラーだけでなく、コンテンツも付属します。

既に世界に100台ほど出荷をしているとのこと。日本でも六本木にあるジム「THE BODY RIDE」でも導入されています。世界では、ジムだけでなくホテル等、フィットネスマシンを設置している場所での導入が多いとのことです。

(参考)

ICAROS公式

http://www.icaros.net/index.php/pages/about-icaros/

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この記事を書いた人

  • 慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。VRジャーナリスト。
    VRが人の知覚する現実を認識を進化させ、社会を変えていく無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。VR/AR業界の情報集約、コンサルティングが専門。また、国外の主要イベントには必ず足を運んで取材を行っているほか、国内外の業界の中心に身を置きネットワーク構築を行っている。

    Twitter:@tyranusii

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