1月頭のCES2018でHTCはHTC Vvieの上位機種『Vive Pro』を発表しました。初期の出荷は、ヘッドセットのみとことで、新しいコントローラとベースステーションの発売は2018年後半になる見込みです。
HTC社はCSE2018にて『Vive Pro』を電撃発表し、近くのホテルでブース出展を行っていました。新モデルは2880×1600の高解像度のOLEDディスプレイを搭載しており、旧モデル(2160 x 1200)よりも解像度が78%向上しています。
新型コントローラーとベースステーション
Viveは位置トラッキングのためにベースステーションと呼ばれる装置を利用します。『Vive Pro』はSteamVRが発表している次期モデル・ベースステーション2.0に対応。ベースステーション2.0では総計4つ使うことで最大33×33フィート(約10メートル四方)でVRを体験することができるようになるほか、精度なども改善しています。
コントローラーに関しては、新しいベースステーションに対応した点以外はアップデートは発表されていません。Valve社が発表しているコントローラー『Knuckles』への対応は、今のところ予定がありません。
発売は今年の後半
『Vive Pro』は、2018年第1四半期に発売予定と見込まれています。新型コントローラーやベースステーション2.0の発売は今年の後半になる見込みです。『Vive Pro』は謎のフロントカメラが搭載されていることや価格など、不明点も残っており、今後の続報が待たれます。
(参考)
Glimpse the Vive Pro Controllers & SteamVR Tracking 2.0 Base Stations https://www.roadtovr.com/heres-glimpse-new-vive-pro-controllers-steamvr-tracking-2-0-base-stations/
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