2016年4月に発売されて以来、PC向けヘッドマウントディスプレイとして世界中で販売されているHTC Vive。HTC Viveの次世代機は“革新的なイノベーション”を待つことになるとのこと。
HTC社のゼネラルマネージャーDaniel O’Brien氏が米メディアへのインタビューに対しコメントしたものです。
「Vive 2」はいつ発売されるのか
HTC Viveは台湾のスマートフォンメーカーHTC社と、PCゲームのプラットフォームSteamを運営するValve社が共同で開発したPC向けのVRヘッドマウントディスプレイ(VRHMD)です。
同VRHMDは2016年の4月に発売が開始され、約一年経ちました。PC向けのVRハードウェアの更新周期はおよそ1年から3年と言われており、次なるHTC Viveもその期間内に登場するのではないかと予想されています。
Digital Trendsのインタビューで新たなHTC ViveについてHTC社のゼネラルマネージャーDaniel O’Brien氏は以下のコメントをしました。
「更新周期というよりは、デベロッパーたちが新たなVR体験を生み出せるような“革新的なイノベーション”が起こされるかどうかが重要です。」
現在もHTC Viveはアップグレードされ続けており、マイナーチェンジによる軽量化や、サードパーティの周辺機器を取り込んだワイヤレス化・アイトラッキングなどの技術も今後登場する予定です。
ワイヤレス化や視線追跡を超える“革新的なイノベーション”とはどのようなものになるのでしょうか。期待が高まります。
(参考)
HTC Says Vive 2 Will Come When It Can Offer “really meaningful innovation”
http://www.roadtovr.com/htc-says-vive-2-will-come-can-offer-really-meaningful-innovation/ (英語)
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