先週は24のHTC Vive向け新作リリースがありましたが、今週も20個の新作が登場です。Steamで売上1位となった『Raw Data』や、NVIDIAの『Funhouse』も含まれています。
Raw Data
マルチプレイ対応のルームスケールSF戦闘アクションゲーム。早期アクセスコンテンツ(※)です。
『ネオ新宿2271』という理想都市が世界を包んでいる未来。プレイヤーは剣や銃などを武器に、この「理想都市」の裏側に迫ります。
迫力のVR戦闘、爽快なヒーロー体験。登場してほんの数日で大反響を呼んだ作品です。既に、オンラインで友人と一緒に協力して進めることもできます。今後のさらなる改良にも期待です。
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HTC Vive向けVRアクション『Raw Data』公開初日にSteamの売上1位に – Mogura VR
※早期アクセス・・・開発中のゲームを公開し、ユーザーからのフィードバックをもらえる仕組み
作品名:『Raw Data』(Steam内のページ)(公式ページ)(英語)
開発:Survios
リリース日:7月15日
価格:3,980円(リリースから一週間3,184円)
プレイ範囲:立位、ルームスケール
評価(7月17日時点):レビュー324件、非常に好評
NVIDIA® VR Funhouse
グラフィックボード「GeForceシリーズ」を開発しているNVIDIAのVRコンテンツ。物理エンジンを贅沢に使ったミニゲームで遊ぶコンテンツです。
NVIDIAは先日、GeForce最高性能を誇る最新作「GTX 1080」(及び1070、1060)をリリースしました。バスケットのシュート、水鉄砲の射的、ボクシングのパンチ・・・。『Funhouse』では、最新のグラフィックボードで可能となった、今までよりリアルで精細なVR体験が実現されています。
ただしグラフィックボードの必要最低スペックが「GTX 1060」とされており、HTC Viveの必要最低ラインである「GTX 970」ではうまく動作しない可能性があることに注意してください。
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・NVIDIAのサンドボックス型VR体験『VR Funhouse』。最新の物理エンジンを採用し、触覚効果も再現 – Mogura VR
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作品名:『NVIDIA® VR Funhouse』(Steam内のページ)(公式ページ)(英語)
開発:Lightspeed Studios™
リリース日:7月15日
価格:無料
プレイ範囲:ルームスケール(最低2m×2m)
評価(7月16日時点):レビュー101件、非常に好評
VR: Vacate the Room
https://www.youtube.com/watch?v=yOpN39wTny4
『Crimson Room』などに影響を受けた短編脱出ゲーム。6月末に早期アクセスとして登場したものが、完成版になりました。
ルームスケールトラッキングを活かし、VRの部屋で手がかりを見つけてパズルを解き進めていきます。つかんだり運んだりできるオブジェクトや、スイッチなどのように触れると反応があるものも。
作品名:『VR: Vacate the Room』(Steam内のページ)(英語)
開発:Heiko Ihde
リリース日:7月16日
価格:398円
プレイ範囲:立位、ルームスケール
評価(7月16日時点):レビュー55件、非常に好評
Ultimate Booster Experience
大都市の空中で、巨大なクレーンに振り回されるアトラクション体験。最高到達点は200mに及び、街の上空で逆さまになったり急降下させられたり・・・VRならではの絶叫マシーンです。眼下(?)に広がる街の景色が綺麗と評判。
※Oculus RiftとHTC Vive両方に対応
作品名:『Ultimate Booster Experience』(Steam内のページ)(英語)
開発:GexagonVR
リリース日:7月15日
価格:498円(リリースから一週間398円)
プレイ範囲:着席、立位
評価(7月16日時点):レビュー11件、ほぼ好評
Jonah’s Path
https://www.youtube.com/watch?v=_-lJvCqfjoc
潜水艦にのって深海を探検するシーンを見るコンテンツ。ただ座っているだけですが、ちょっと不気味で幻想的な深海の光景は、非日常的でワクワクします。不思議な生態系を眺めながら、最後には巨大生物が・・・。
※Oculus RiftとHTC Vive両方に対応
作品名:『Jonah’s Path』(Steam内のページ)(公式ページ)(英語)
開発:Ionut Lucian Achiricioaei
リリース日:7月10日
価格:無料
プレイ範囲:着席、立位
評価(7月10日時点):レビュー16件、ほぼ好評
The Path of Greatest Resistance
https://www.youtube.com/watch?v=5q2cRh5QWV0
機械のエイリアンと戦うアクションゲーム。早期アクセスコンテンツです。
人類は滅亡した。しかし何人かは地球を逃れ、太陽系の外の惑星で生き延びることに成功した。しかしそこにはロボットが存在し・・・!?銃やブレードを武器に、襲ってくる敵を次々に倒していきます。現在はまっすぐな道をゆっくり進みながら敵を倒すモードなどがあります。
作品名:『The Path of Greatest Resistance』(Steam内のページ)(英語)
開発:RealityRig
リリース日:7月13日
価格:298円(リリースから一週間250円)
プレイ範囲:着席、立位
評価(7月16日時点):レビュー17件、好評
Orbital Strike: Arena
https://www.youtube.com/watch?v=Dakq54BQYZQ
マルチプレイ対応のオンラインシューティングゲーム。早期アクセスコンテンツ。
敵はAIのドローン。相手の守りを崩し、アジトを撃破しましょう。現在はブラスター・オートブラスター・シールド・グレネードなどの武器・防具が使え、今後さらに増えていく予定。
作品名:『Orbital Strike: Arena』(Steam内のページ)(英語)
開発:Sandglass Games LLC
リリース日:7月13日
価格:1,480円(リリースから一週間1,258円)
プレイ範囲:ルームスケール(最低2m×1.5m)
評価(7月16日時点):レビュー20件、好評
VR Boxing Workout
https://www.youtube.com/watch?v=iqezSk5cWhA
ボクシングシミュレーター。2つのモードが有ります。
チャレンジモードでは、パンチの「速さ」や「パワー」を計ることができます。トレーニングではサンドバッグ相手にパンチ、パンチ、パンチ・・・。サンドバッグだけでなくダミー人形を相手にすることもできますが、「人間(キャラクター)」と戦うモードはありません。
作品名:『VR Boxing Workout』(Steam内のページ)(英語)
開発:Wenkly Studio Sp. z o.o.
リリース日:7月11日
価格:798円(リリースから一週間678円)
プレイ範囲:ルームスケール(最低3m×2.25m)
評価(7月16日時点):レビュー2件、賛否両論
Slam
できるだけ少ない手数でコマをゴールに運ぶパズルゲーム。白い球体がゴールで、四分割されている四角形の物体がコマです。コマは一直線にしかすすまないので、壁やオブジェクトを利用しながら、直線移動だけで、できるだけ少ない折り返しで、ゴールインを目指します。
作品名:『Slam』(Steam内のページ)(公式ページ)(英語)
開発:Aera Studios
リリース日:7月11日
価格:398円(リリースから一週間318円)
プレイ範囲:ルームスケール(最低2m×1.5m)
評価(7月16日時点):レビュー8件、好評
House of Alice
綺麗に整えられた部屋を自由に見て回ることができるゲーム。置かれているモノは手に取ることも。また小人視点になることもでき、同じ部屋を小さくなって(違う視点から)眺めて楽しむこともできます。
作品名:『House of Alice』(Steam内のページ)(公式ページ)(英語)
開発:Cuddles and Snowflake
リリース日:7月12日
価格:980円
プレイ範囲:立位、ルームスケール
評価(7月16日時点):レビュー1件、不評
Gun Range VR
サンドボックス的な射的ゲーム。16のミニゲームもついています。
作品名:『Gun Range VR』(Steam内のページ)(英語)
開発:Jeffrey Cretin
リリース日:7月13日
価格:498円
プレイ範囲:ルームスケール(最低2m×2m)
評価(7月16日時点):レビュー2件、不評
DrumKit VR – Play drum kit in the world of VR
VRでドラムを叩けるコンテンツ。
同様のコンテンツに、『Garage Drummer VR』という早期アクセスコンテンツもあります。(HTC Vive6月第4週のリリース情報(記事)にて紹介)
作品名:『DrumKit VR – Play drum kit in the world of VR』(Steam内のページ)(英語)
開発:0o0
リリース日:7月6日
価格:498円
プレイ範囲:着席、立位、ルームスケール
評価(7月16日時点):レビュー3件、賛否両論
Beat Ninja
刀で音符を切るタイプのVR音ゲー。
視界の向こうから音符が流れてきます。音符には「縦」や「横」や「クロス」などの白い直線が引かれており、その線に合わせて刀(Viveコントローラー)で音符を切り裂きます。
剣の種類を選べたり、自分の持ってきた音楽を使うことができたりも。
作品名:『Beat Ninja』(Steam内のページ)(英語)
開発:Xelphyre Games
リリース日:7月13日
価格:1,980円(リリースから一週間1,782円)
プレイ範囲:着席、立位、ルームスケール
評価(7月16日時点):レビュー4件、賛否両論
VR Battle Grid
日本では「海戦ゲーム」の名前で知られているゲームをVRでやるもの。
航空母艦、水陸両用強襲、クルーザー、沿岸戦闘、駆逐艦、潜水艦などを配置し、交互に「魚雷による攻撃」または「船の移動」を選択するボードゲームのようなものです。
作品名:『VR Battle Grid』(Steam内のページ)(英語)
開発:Fred Sauer
リリース日:7月14日
価格:無料
プレイ範囲:着席、立位、ルームスケール
評価(7月16日時点):レビュー1件、好評
VReakout
青い炎と赤い炎をまとうボールを投げ、ブロックを破壊する球技。何回でも投げられるボーリングのようなイメージです。ボールはほぼ直線的に飛んでいくとはいえ、ターゲットとなるキューブはふわふわ漂ってしまいます。何手ですべて破壊できるでしょうか?
作品名:『VReakout』(Steam内のページ)(英語)
開発:Animate Objects
リリース日:7月14日
価格:798円
プレイ範囲:着席、立位、ルームスケール
評価(7月16日時点):レビュー6件、好評
Football VR
名前の通り、アメフトのボールを投げるゲームです。
作品名:『Football VR』(Steam内のページ)(英語)
開発:Revive Studios
リリース日:7月12日
価格:198円(リリースから一週間118円)
プレイ範囲:立位、ルームスケール
評価(7月16日時点):レビューなし
Blasters of the Universe
一騎当千方式のシューティングゲーム。(大量に出てくる敵を次々に倒す、いわゆる無双ゲーム)早期アクセスコンテンツ。
武器をカスタマイズするのも、VR空間で実際に手に取って行うことができます。
作品名:『Blasters of the Universe』(Steam内のページ)(公式ページ)(英語)
開発:The Secret Location
リリース日:7月15日
価格:1,480円(リリースから一週間1,258円)
プレイ範囲:立位、ルームスケール
評価(7月16日時点):レビュー6件、好評
Dashy Square VR
リズムアーケードゲーム。22のアーティストによる40以上におよぶ、EDMなどの音楽が収録されています。
販売:Steam
作品名:『Dashy Square VR』(Steam内のページ)(英語)
開発:Kastriot Sulejmani
リリース日:7月15日
価格:198円(リリースから一週間118円)
プレイ範囲:着席、立位
評価(7月16日時点):レビューなし
C.S.S. CITADEL VR
アドベンチャー作品の第1章。報酬のために潜り込んだ『C.S.S. CITADEL』からなんとか生き延び、脱出することが目的のゲームです。
作品名:『C.S.S. CITADEL VR』(Steam内のページ)(英語)
開発:Winged Minds
リリース日:7月16日
価格:798円
プレイ範囲:立位、ルームスケール
評価(7月16日時点):レビュー2件、不評
Wildlife VR
VRでするハントゲーム。動物を狩ることができます。鹿や鳥を銃で撃ち抜きます。
作品名:『Wildlife VR』(Steam内のページ)(英語)
開発:Rocket Science Club
リリース日:7月16日
価格:298円(リリースから268円)
プレイ範囲:立位
評価(7月16日時点):レビュー2件、賛否両論