HTC Viveの製品版のデザインは開発者版から多くの点が変わることが明らかに

Valve社とHTC社が開発を進めているVRヘッドマウントディスプレイ(VRHMD)HTC Viveに関する新情報が明らかになりました。

HTC Viveは、解像度などはOculus Rift製品版と同様とされていますが、4.5m四方を自由に動き回れるシステムが非常に没入感の深い体験を可能にする点が最大の特長です。HTCは製品版を2015年末までには発売するとしていますが、製品版に関する詳細はまだ明らかになっていません。

アメリカのVRメディアRoad to VRは、エグゼクティブ・プロデューサーのBrian Lowe氏への取材で明らかになったデザイン面の変更を報じています。Lowe氏によると、選びぬかれた全世界の開発者に向けて提供されている開発者版と比べ、製品版ではヘッドセットそして専用のSteam VRコントローラーとも大きく外見が変わります。

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主な変更点は以下のとおりです。

・頭に装着する部分は、新たな機構が採用され、開発者版のストラップとベルクロの仕組みから、よりしっかりとしたものに変更される。Lowe氏は、バイクのヘルメットのように一方向に締めていくラチェットを例に挙げていた。
(PS4向けヘッドマウントディスプレイProject Morpheusの固定方法と似ていますね。)

・重量は軽く、そしてずっと小さくなる。

・色は開発者版の濃い灰色から変更される

・ヘッドホンが組み込まれるだけでなく、マイクが付属し、ケーブルはより細くなる。

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・Steam VRコントローラーの外見は開発者版から大幅に変更され、かなりクールな形状へ。円形のトラックパッドとグリップボタンなどの機能はそのままになる可能性が高い

また、Valve社との連携について、Lowe氏は「Valveは技術開発を行い、私たちはそれに改良を加えて商品化します」と語っています。開発者版から姿を大きく変えるHTC Vive、年内の発売が楽しみです。

(参考)
Road to VR / HTC: Consumer Vive Is “Gonna Look a Lot Different” – Modular Headphones, New Mounting System, and More
http://www.roadtovr.com/consumer-htc-vive-headset-modular-headphones-new-mounting-system-and-more/

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この記事を書いた人

  • KFtb1VIM

    慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

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