HTC、VRヘッドセットViveの値下げで株価上昇

HTCは8月21日から同社が提供するPC接続型ヘッドセット『Vive』の価格改定を行い、米ドルベースで200ドル、日本円で2万円超を値下げし、現在84,110円(税込)で提供しています。これによって高価格デバイスだったHTC Viveがより手に入れやすくなり、Viveのシェアが拡大することが予想されますが、同時に今回の値下げによってHTCの株価も上昇しました。

Viveの値下げ、同社の株価に大きく影響

価格改定を発表した8月21日の同社の株価は、早朝時は62,50台湾ドル(約225円)でしたが、その日の夜には67,70台湾ドル(約244円)にまで上昇し、1日で9,09%上昇しました。

そこから株価はやや下降気味になりますが、8月24日現在での同社の株価は66,20台湾ドル(約239円)を記録しており、HTC Viveの値引きが同社の株価にも大きな影響を与えたことが分かります。HTCは2016年4月の発売以来、これまで一度もViveの出荷台数を公式には発表していません。

HTC Viveの値下げ前の価格は107,784円(税込)であり、今回の改定によって2万円以上の値引きがされました。HTC Viveのライバル機種であるOculus Riftは現在、期間限定でのサマーセールを行っており、同デバイスのセール価格での提供は数週間延長するとのことです。

HTCは、今回の値下げはOculus Riftのサマーセールに対する反応ではないとの公式見解を発表していますが、コンシューマーにとってはOculus RiftとHTC Viveが値下げしたことにより、これまで以上にハイエンドVRヘッドセットを手に入れやすい環境になりました。

現在のところ、OculusとHTCは両社とも現行のVRデバイスの提供を続ける予定で、当分の間はPC接続型の新型デバイスの投入は予定していないとしています。

しかし、HTCはHTC Viveとは異なるコンテンツが体験できるモバイル用のスタンドアロン型ヘッドセット『Vive Standalone』を年内に発売する予定。本製品の公式サイトは日本語版も登場しています。

(参考)
UploadVR / HTC Shares Rocket Following Vive Price Cut(英語)
https://uploadvr.com/htc-shares-rocket-following-vive-price-cut/

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