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活用事例 2016.11.15

HTCとアリババ、「Buy+」モバイルVRチャンネルのデモを実施

HTCは、数多くの分野でVRヘッドマウントディスプレイ(VRHMD)の活用を積極的に進めています。ショッピングの領域では、中国のEC最大手アリババと協力し、スマートフォンでVRショッピングアプリ「Buy+」のモバイルVRチャンネルのデモを行いました。

このアプリでは、VRで実際の商品購入をすることができ、HTCのプラットフォーム「Viveport M」を経由してVRHMDを取り外すことなくエンターテインメントとショッピングを簡単に切り替えることができます。

Buy+

HTC中国支社長のアルヴィン・W・グレイリン氏は、「アリババと提携して、VRショッピング体験を実証することができ、またBuy+の優先ダウンロードパートナーとしてモバイル向けVRプラットフォーム「Viveport M」が選ばれたことを光栄に思っている」旨のコメントを行っています。

HTCは成長の可能性として中国市場に注目しており、インターコンチネンタルホテルとの提携も実施。自分のホテルの部屋でHTC Viveを楽しむことのできる部屋が用意されています。

モバイルVRは、ヘッドセットが安くとスマートフォンへのアクセスが容易なため、VR市場の大きな部分を占めると予想されます。HTCは、中国でViveport Mを立ち上げ、タッチスクリーンとVRモードの両方でVRアプリと360度動画を見つけて使用できるようにしています。

なお、アリババのVRプログラムの責任者Zhuoran Zhuang氏は、次のように述べています。「HTC Viveと複数のVR関連プロジェクトを共同で進めることができました。私たちは革新的な技術による次世代のショッピング体験を継続的に模索しており、より魅力的なコマース体験を提供するために、パートナーとのより深いコラボレーションを楽しみにしています」

(参考)
HTC and アリババ Showcase Retail Experience Buy+ Mobile VR Channel

※Mogura VR は、VRFocusとパートナーシップを結んでいます。


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