HoloLensを活用した薬剤師サポート 作業効率の向上目指す

MR(複合現実)は、現実と仮想を合わせた空間による体験を行えることから、エンターテイメントからビジネスまでの活用が期待されています。今回、MRデバイス「HoloLens」を活用した、薬剤師の調剤業務を支援する実験が行われます。

本実験は「必要な薬を素早く取り出し、薬の取り違いを減少させること」による作業時間の短縮を目指すとしています。

実験に使用されるシステムは、HoloLensと非接触センサー(RFセンサー)を連携させたものとなっており、薬を正確に素早く薬品棚から取揃えられるように薬剤師をナビゲートするものです。

https://www.youtube.com/watch?v=ximx5EFBTD0

今回行われる業務支援の工程は以下のとおりです。

1.処方箋確認
HoloLensが処方箋に記載されたQRコードを認識し、調剤すべきタスクを画面上に表示。

2.棚ナビゲーション
棚の位置をナビゲートする緑色の矢印が表示。

3.トレイナビゲーション
調剤すべき薬があるトレイをナビゲートするマーカーが表示。

4.ピッキング確認
指に装着している非接触リーダーが、トレイから薬を取り出したことを検出。間違った薬だった場合はアラートが作動。また、証拠として取り出した薬の写真を撮影。

5.調剤タスク管理
処方された薬を全て調剤したかを、ピッキングリストと処方内容の付き合わせ。

本実験は、神奈川県さがみロボット産業特区の取り組みである公募型「ロボット実証実験支援事業」で採択された11件のうちのひとです。実験を行うのは株式会社シャンティ。神奈川・藤沢市にある「あけぼの薬局 辻堂駅前店」にて、11月20日より行います。来年春の実用化を目指しているとのこと。

(参考)
Mixed Reality「ホロレンズ」で欲しい薬が探し出せる! 11月20日に調剤薬局支援システムの実証実験を実施。処方箋に従って正確に調剤する業務を支援 / ValuePress!
https://www.value-press.com/pressrelease/192718

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この記事を書いた人

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