Holo-Cinemaでスター・ウォーズやジュラシック・パークのキャラクターを現実へ

https://www.youtube.com/watch?v=0PInocdo9YA

1月21日から31日までアメリカで開催されたサンダンス映画祭にて、『スター・ウォーズ』や『ジュラシック・パーク』のキャラクター達に”会えるARの技術展示を行いました。
出展をしていたのはILMxLab、『スター・ウォーズ』シリーズ製作で有名なLucasfilm社が設けたVR/ARなどを専門に扱うチームです。

展示の名前は「Holo-Cinema」。
体験する舞台となるのは、二枚の壁をあわせて作ったスペ^スです。「Holo-Cinema」は、その二枚の壁に床を加えた合計3つの面に映像を投影し、AR世界を構築します。

ユーザーが必要なのはメガネの形をした軽いデバイスのみ。壁や床に映った立体視用の映像をこのメガネで見ることで、スクリーンの中の物体が現実に浮き上がって見えます。
またこのメガネには、球状のセンサーが先端に付いた細い棒が付いており、ユーザーの位置や体勢のトラッキングも、外部のカメラで行うことができます。

恐竜と対面する体験者

https://www.youtube.com/watch?v=j3jiHSLkrGU

「Holo-Cinema」によって実現した生きもの・キャラクター達は、ユーザーの行動を認識し、それに対して反応も示します。例えばスター・ウォーズのC-3POは、こちらが手を差し出すと同じように差し出し返してくれます。またジュラシック・パークの恐竜は、ユーザーが手を出していると、それに噛みつこうと飛び上がっています。

ILMxLabにおいてバーチャル・プロダクションリーダーを務めるHilmar Kochは、「この”体験”を次のレベルへと引き上げ、本当にインタラクティブなものにしたい」と意気込んでいます。
C-3POが自分の言葉に反応してする、身振りに応答する、目を覗き込んでくるなど、こういう体験が近い将来本当に実現するかもしれません。

「Holo-Cinema」は、バーチャルな世界を複数人で共有できるものとして、エンターテインメント以外にも様々な活用法が考えられます。
またILMxLabは、ARに限らずVR分野のコンテンツも開発しており、今後の活動も非常に楽しみです。

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