ARグラスの中国Hiscene、約16.3億円の資金調達

中国でARグラスを開発中のARスタートアップHiscene(亮風台)は、約1億元(約16.3億円)を資金調達し、シリーズBラウンドを完了したと発表しました。

AR業界のリーダー企業

Hisceneは2012年に創立され、AR技術に基づいた製品の研究開発を行い、ARソフトウェアとハードウェアを提供する企業です。

HisceneはARアプリ構築用のHiAR SDKやARメガネHiAR Glassesといった中核製品を、教育、医療、産業、マーケティングなどの各領域に提供し、中国3大インターネット企業BAT(Baidu、Alibaba、Tencent)をはじめとする100社以上と業務提携しています。

中国のVRメディア87870によると、現在、Hisceneは中国のAR業界をリードするテクノロジー企業の1つ、とのこと。社員数は100人以上です。

ソフトウェアとハードウェアを統一

HisceneはARデベロッパーに独自のARアプリケーションを構築できるHiAR SDKを提供しています。2013年、Baidu社が開発した『91手機助手(モバイルアシスタント)』は同製品を利用して画像認識できるARツールを開発しました。

2015年8月、Hisceneはアプリケーションプログラミングインタフェース(API)HiAR Cloud APIをリリースし、ARクラウドサービスを個人ユーザーと開発者向け提供するようになりました。

一方、同社はハードウェアの開発も行っており、2015年に中国初のARスマートグラスHiAR Glassesをリリースしました。同製品はドイツのレッド・ドット・デザイン賞やCES Asiaにてイノベーション・プロダクト賞を受賞しました。2017年6月に量産を実現しています。

HisceneのCEOである廖春元氏によると、今回の調達資金は技術と製品開発に利用する予定。また、製品の流通チャネル、新たな消費者ニーズの掘り起こしなど、市場戦略の改善を目指しています。

今回のラウンドで投資企業の一つであるVstarCapital(源星資本)の担当者Burce Yu氏は、「Hisceneは、ハードウェアとソフトウェア製品を展開しています。将来にグローバルのAR市場でもリーダーになると確信しています」と述べています。

Hiscene公式サイト
https://www.hiscene.com

(参考)
云+端双引擎拉动AR商业化进程 AR公司亮风台获近亿元B轮融资
http://hy.87870.com/news/details-27333.html

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