『ゴースト・イン・ザ・シェル』VR作品のVR制作スタジオ、約11億円の資金調達

ロサンゼルスのスタジオHere Be Dragonsが1000万ドル(約11億円)の資金調達をし、シリーズAの資金調達を終了したと発表がありました。VRに慣れたユーザーのさらなる高品質なVR体験へのニーズに応えるため、チームを拡充する狙いです。

「Here Be Dragons」は、CEOのPatrick Milling-Smith氏とWithinで知られるクリス・ミルク氏によって共同設立された、VRコンテンツに焦点を当てた没入型映像の制作スタジオです。

以前には、『ハート・ロッカー』でアカデミー賞を受賞したキャスリン・ビグロー監督らと提携し、象牙密猟者から象を守るアフリカのレンジャーたちの生活を描くVRドキュメンタリー「The Protectors: Walk in the Ranger’s Shoes」を公開しているほか、ドイツの難民生活を撮影した360度動画を撮影しFacebookに投稿するといった活動を行っています。

現在、Oculus RiftとGear VRのポータルストアであるOculus Storeでリリースされているハリウッド版攻殻機動隊『ゴースト・イン・ザ・シェル』のVR体験コンテンツをOculus社とRewind社、パラマント社、ドリームワークス社と共同で制作しており、高い関心を集めました。

品質の更なる向上を狙う

今回の資金の使用先として「Here Be Dragons」はチームを拡張する予定です。ユーザーがVRに徐々に慣れてゆくにつれ、驚きなどの性質が消えはじめたことから、品質をさらに向上させる必要があり、そのためにもリソースの確保が優先される、とのことです。

「Here Be Dragons」は先日行われたコミコンで、Microsoft HoloLensを利用した作品を展示しています。またMilling-Smith氏はアップルが提供するiOS向けAR開発キットであるARKitにも高い期待を寄せており、今後はMR、ARに向けたコンテンツを制作することが期待されます。

(参考)
Here Be Dragons 公式サイト(英語)
http://dragons.org/

Here Be Dragons Gets $10 Million Investment/UPLOADVR(英語)
https://uploadvr.com/chris-milks-dragons-gets-10-million-investment/

この記事を書いた人

  • VRやAR、画像処理、ロボットビジョンについて研究している学生。VR、ARコンテンツに触れるだけではなく、自分でコンテンツを制作しVR、ARの面白さ、楽しさを広める活動をしている。

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