タクティカル・ハプティクス社、触覚再現VRコントローラで約2.4億円の資金調達

タクティカル・ハプティックス社は、VRでのアクションに応じてフィードバックを与えるコントローラ「Haptic VR Controller」の開発者キットを作成するために220万ドル(約2.4億円)を調達したと発表しました。
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3年前、ゲーム開発者会議GDC2013でVR関連を展示している企業はわずか5社に過ぎませんでした。その5社中の1社が、タクティカル・ハプティックス社でした。同社はモーションコントローラ「Razer Hydra」に付与した「リアクティブグリップ」を展示。下記のビデオは、それがどのように動作するかを説明しています。

https://www.youtube.com/watch?v=uD3hhIYr1f4

リアクティブグリップは、たとえば何かを斬ったときの剣の振動など、VRでのアクションに応じてコントローラーのハンドルにある可動部分を動かし、体験者にフィードバックを与えるものです。

タクティカル・ハプティックス社は、2013年にリアクティブグリップ開発キットを作成するためにKickstarterを実施。投資は9万ドル(約900万円)を上回りましたが、残念ながら17.5万ドル(約1750万円)の目標をはるかに下回りました。

しかしそれ以降も同社は、HTC ViveコントローラとOculus Touchのトラッキングを利用したデモを含む、複数のプロトタイプ開発を繰り返してきました。
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今回、220万ドルを調達した同社は、この資金でミニゲームを含む開発キットを作成し、VRゲーム開発者に提供して、VRゲームでHaptic VR Controllerを使用できるようにすると述べています。

同社は、Oculus RiftとHTC Viveの間のクロスプラットフォームをサポートする開発キットを計画しており、これらのプラットフォーム上の公式VRコントローラの代わりとして機能するための独自のトラッキング機能も備える予定とのことです。

(参考)
Tactical Haptics Raises $2.2 Million to Build Haptic VR Controller Dev Kit
http://www.roadtovr.com/tactical-haptics-2-2-million-seed-investment-grant-haptic-vr-controller/

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この記事を書いた人

  • KFtb1VIM

    慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。
    現実を進化させることができるVRに無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。これまでに体験したVRコンテンツは展示、配信合わせて500作品以上。現在ももちろんコンテンツを体験し続けており、VR業界の情報集約と提供、コンサルティングに強みがある。また、海外の主要なVRイベントでは必ず現地に足を運び、取材やネットワーク構築を行っている。2016年は6回渡米。

    Twitter:@tyranusii

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