株式会社ハーツユナイテッドグループは、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)と、VRコンテンツと生体に係る安全性における共同研究を開始しました。
VRの安全性に関する研究を開始
産総研は日本の産業や社会に役立つ様々な技術開発を行う公的研究機関で、映像酔いや3Dによる視覚疲労に関する生体への影響の研究を重ねています。
生体影響の仕組みと対処法に関する検証を進め、経済産業省と連携し映像の生体安全性に関する国際標準化を進めるなど、映像を安心して利用できる環境づくりを推進しています。
ハーツユナイテッドグループはVRコンテンツ専属デバッグチームを結成し、デバッグサービスの提供実績を積むとともに、VR特有の品質に係る技術・ノウハウに関する研究を進めています。
その研究成果としてプレイ前後の生体情報を分析することで「酔いやすさ」を定量化し、「VR酔いスコアリングサービス」を開発するなど、VRコンテンツの安全性の検証を付加価値としてきました。
VRが普及し始め、ユーザーの多様化も進んでいる中、よりいっそう安全性への配慮が求められてきました。
これを受けて、ハーツユナイテッドグループと産総研はVRコンテンツと生体に係る安全性における共同研究を開始しました。
共同研究では主に、VR酔いの評価手法の信頼性向上を目的とした検証と、その相関性から導かれる推計手法の確立とその実用化を通じて、今後のVR業界の技術革新を支えることを目指しています。
(参考)
株式会社ハーツユナイテッドグループ – プレスリリース